日本気象協会 梅雨明け予想 九州南部や四国は来週にも梅雨明けか 7日~大雨警戒

2023年7月6日(木)17時23分 tenki.jp

きょう6日、日本気象協会は最新の「梅雨明け予想」を発表。九州南部や四国は来週にも梅雨明けとなる見込みです。近畿や東海、関東甲信、北陸など平年並み、四国や東北は平年より早まる可能性も。あす7日から10日頃にかけて梅雨前線が停滞。梅雨末期の大雨に警戒を。

九州南部や四国は来週にも梅雨明けか 平年より早まる所も

今年は、沖縄地方で6月25日(平年より4日遅い)、奄美地方で6月26日(平年より3日早い)に「梅雨明けしたとみられる」と発表がありました。
きょう6日は、まるで夏本番のような厳しい暑さとなり、梅雨明けがいつ頃になるのか気になる頃です。日本気象協会は最新の「梅雨明け予想」を発表しました。
今年の梅雨明けは、九州や中国地方、近畿、東海、関東甲信、北陸では「平年並み」、四国と東北で「平年より早い」見込みです。
九州南部や四国は13日ごろ、九州北部や中国地方、近畿、東海、関東甲信は18日ごろ、北陸や東北南部は21日ごろ、東北北部は25日ごろに梅雨が明ける見込みです。
※梅雨明け平年日
沖縄 6月21日ごろ
奄美 6月29日ごろ
九州南部 7月15日ごろ
四国 7月17日ごろ
九州北部、中国地方、近畿、東海、関東甲信 7月19日ごろ
北陸 7月23日ごろ
東北南部 7月24日ごろ
東北北部 7月28日ごろ

来週にかけて梅雨前線は本州に停滞 大雨に警戒

梅雨明け前に気を付けなければならないのが「梅雨末期の大雨」です。
あす7日以降、来週12日頃までは、梅雨前線が本州付近に長く停滞する見込みです。
この影響で、西日本や日本海側を中心に梅雨末期の大雨となるでしょう。すでにこの7月は九州や山口県を中心に記録的な大雨となっているため、少しの雨でも災害のリスクが急激に高まる所もある状態です。雨の降り方に十分注意し、危険な場所には近づかないでください。
13日以降、20日頃にかけては、太平洋高気圧が勢力を広げ、西日本から北日本まで広く覆うでしょう。このタイミングで九州南部や四国から梅雨明けの発表が続々とありそうです。
今年は梅雨明け前から厳しい暑さが続きますので、梅雨明け前でもしっかりと暑さ対策を心がけてください。
梅雨明け後は、一段と気温が上昇しやすく危険な暑さに注意が必要です。また、夏空の広がる日でも、局地的には大雨をもたらすこともあるため空の変化に注意をしてください。

今できる大雨の備え

大雨の前に備えておいていただきたいことは、次の3つです。
①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

tenki.jp

「雨」をもっと詳しく

「雨」のニュース

「雨」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ