きょう9日 激しい雨に加え 熱中症にも注意 西から北まで多くの所で真夏日に

2023年7月9日(日)8時2分 tenki.jp

きょう9日(日)も梅雨前線が停滞。九州から東北にかけて雨雲や雷雲が発達しやすく、非常に激しい雨の降る所も。最高気温は広い範囲で30℃前後の予想。湿度も高く、かなりの蒸し暑さ。

梅雨前線が停滞 暖かく湿った空気が続々と

きょう9日(日)は、梅雨前線が日本海から東北付近に延び、ほとんど停滞するでしょう。この前線に向かうように、雨雲の元となる暖かく湿った空気が続々と流れ込みます。九州北部や中国地方を中心に、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所や、増水している川が多くなっています。今後の雨により、災害の危険度がさらに高まる恐れがありますので、最新の気象情報や、避難に関する情報に留意しつつ、慎重な行動を心がけてください。また、大雨による交通の乱れにも十分な注意が必要です。
【各地の天気】
沖縄は大体晴れるでしょう。九州南部も日差しが届きますが、所々で雨雲や雷雲が湧いてきます。
九州北部や中国、四国、近畿、東海、北陸、甲信地方にかけて、断続的に雨や雷雨。特に、昼頃までは雨雲が発達しやすく、道路が一気に冠水するような、非常に激しい雨の降る所がありそうです。
関東と東北も雨が降ったりやんだりするでしょう。午後は、関東北部と東北南部を中心に、局地的に雷を伴い雨脚が強まります。
北海道は昼前まで広く晴れるでしょう。昼過ぎからは、急に雨の降りだす所や、雷雨になる所がありそうです。

気温も湿度も高い

最高気温は、きのうと同じくらいの所が多く、平年並みか高いでしょう。
沖縄や九州から東北、北海道にかけても、広い範囲で30℃前後の予想。湿度も高いので、汗がなかなか乾かず、体に熱がこもりやすい状況です。35℃を超えるような、極端な高温ではなくても、熱中症のリスクが高まります。
「熱中症情報」を見てみますと、「警戒」〜「危険」レベルの所がほとんど。室内でも、熱中症対策が欠かせません。冷房や扇風機を適切に活用し、無理のないようにお過ごしください。
屋外での作業などをする場合、こまめな水分補給や、適度な塩分補給はもちろんのこと、時間を決めて休憩をとることも大切です。

熱中症対策を

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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