関東 日曜~火曜は暑さピーク 40℃迫る酷暑 都心も体温超え 3連休は熱中症警戒

2023年7月14日(金)9時10分 tenki.jp

関東は14日(金)と15日(土)も蒸し暑さが続きます。16日(日)から18日(火)は今回の暑さのピークに。東京都心で体温超えの暑さに。さいたま市などでは40℃に迫る危険な暑さになるでしょう。3連休は熱中症に警戒が必要です。

きょう14日 蒸し暑さ続く

きょう14日(金)は雲が多く、午前中は北部を中心に雨の降っている所が多くなっています。午後も内陸部を中心に所々で雨や雷雨になるでしょう。ザッと雨脚の強まることもありそうです。
最高気温は30℃前後でしょう。関東北部では昨日より2℃くらい低いですが、関東南部では昨日と同じか2℃くらい高い所がありそうです。猛烈な暑さとはなりませんが、湿度が高く、蒸し暑いでしょう。引き続き熱中症にご注意ください。

日曜日から火曜日は暑さピーク 40℃近くまで上がる所も

来週前半にかけて日に日に気温がアップするでしょう。
15日(土)は雲が多めながらも晴れ間が広がる見込みです。最高気温は広く30℃以上で、不快な蒸し暑さが続くでしょう。
16日(日)から18日(火)にかけては太平洋高気圧が勢力を強め、東日本付近を覆う見込みです。強い日差しが照り付けて、今回の暑さのピークになるでしょう。広く猛暑日(最高気温35℃以上)で、東京都心などでも体温超えの暑さとなりそうです。さいたま市など内陸部では17日(月)海の日は39℃と40℃に迫る暑さとなるでしょう。体にこたえる危険な暑さとなりそうです。
3連休は熱中症リスクが高くなりますので、万全な暑さ対策が必要です。屋外のレジャーなどは適度に休憩をとるなど無理のないようになさってください。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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