長崎・対馬に土砂災害警戒情報 雨雲の帯が停滞し大きな災害のおそれ

2022年7月18日(月)14時30分 ウェザーニュース

2022/07/18 14:30 ウェザーニュース

前線の活動が活発になっていて、長崎県・対馬には帯状の雨雲がかかり続けています。すでに土砂災害警戒情報が発表されており、この後も雨が続くため、災害の発生に厳重な警戒が必要です。

対馬は災害の発生に厳重な警戒を

前線に向かって非常に暖かな空気が強く流れ込んでいるため、雨雲が発達しやすくなっています。
長崎県の対馬付近には発達した雨雲の帯が形成されており、局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降っている状況です。今朝の降り始めからの雨量が早くも200mmを超えている所があり、土砂災害の危険度が高まっています。気象台は長崎県下対馬と上対馬に土砂災害警戒情報を発表しています。
雨雲の帯は夕方にかけて大きくは動かず、湿った空気の供給も続くため、今のような非常に激しい雨がさらに続くおそれがあります。大規模な災害につながる危険性が高まってきますので厳重に警戒し、場合によっては避難も検討をしてください。

明日は九州本土が大雨の中心に

19日(火)朝の雨雲の予想

明日19日(火)にかけては前線が南下傾向で、九州本土でも対馬と同じような大雨になる見込みです。特に湿った空気の影響を受けやすい九州の東シナ海側では局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。
低地の浸水や河川・用水路の増水、氾濫、土砂災害などが起きる危険性が高まりますので、警戒が必要です。雨雲の動きが遅くなったり、ほとんど停滞するような場合は、総雨量が300mmを超える可能性もあります。
大雨災害に対して早めの警戒が必要です。早い所では夜明け前から雨が強まりますので、避難を検討する場合はできるだけ早めに判断を行ってください。

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