台風10号 きょう午前に沖縄本島最接近へ 暴風雨に警戒
2018年7月21日(土)4時40分 ウェザーニュース
2018/07/21 04:43 ウェザーニュース
7月21日(土)3時現在、台風10号(アンピル)は、沖縄本島の南東の海上を北北西に進んでいます。沖縄本島地方や奄美諸島が強風域に入っています。
台風第10号は、中心から離れた北東側を中心に暴風となっています。北大東空港では、21日(土)1時03分に最大瞬間風速31.4 m/sを観測しました。
▼台風10号 21日 3時現在
存在地域 那覇市の東南東約150km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北北西 25 km/h
中心気圧 985 hPa
最大風速 25 m/s
最大瞬間風速 35 m/s
21日(土)昼過ぎにかけ暴風雨に警戒
台風はきょう21日(土)午前に沖縄本島へ最接近する見込みです。
ピーク時は瞬間的に30m/sを超える暴風となるおそれがあります。暴風や高波、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
▼予想される風速
沖縄地方、奄美地方 25 m/s (瞬間的に 35 m/s)
▼予想される波の高さ
沖縄地方、奄美地方 7 m
九州南部 5 m
▼予想される24時間雨量
沖縄地方 200 mm
奄美地方 150 mm
九州南部 120 mm
台風の名前「アンピル」
アンピル(Ampol)は、カンボジアの果物の名前「タマリンド」が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。