2週間天気 熱帯低気圧の運ぶ暖湿流で来週半ば頃は強雨も 不快な蒸し暑さ続く

2022年7月23日(土)16時21分 tenki.jp

この先2週間の天気と気温の見通しです。天気は周期的に変化し、27日(水)頃は熱帯低気圧が持ち運ぶ暖かく湿った空気の影響で広く雨が降るでしょう。雨脚の強まる所もありそうです。この先も不快な蒸し暑さが続くでしょう。熱中症に注意を。

天気は周期変化 熱帯低気圧の影響も

この先、天気は周期的に変化するでしょう。安定した夏空は続かない予想です。このあと日本の南には熱帯低気圧が発生する予想で、この熱帯低気圧の影響にも注意が必要です。
25日(月)頃までは北海道から東海は雲が広がりやすいですが、近畿から九州は強い日差しが照り付けるでしょう。
26日(火)の夜から27日(水)頃は熱帯低気圧が北上し、熱帯由来の暖かく湿った空気が本州付近に流れ込む予想です。広く雨が降り、雨脚の強まる所もあるでしょう。屋外のレジャーなどはご注意ください。

29日(金)から8月1日(月)頃は夏空の広がる所が多くなるでしょう。ただ、2日(火)以降は湿った空気の影響で、次第に雲が増えて、4日(木)から5日(金)は広く雨が降りそうです。

不快な蒸し暑さ続く

最高気温は平年並みかやや高い日がでしょう。北海道は28℃くらい、東北は30℃くらいまで上がる日が多くなりそうです。関東から西では連日30℃以上で、名古屋市では35℃以上の猛暑日になる日もあるでしょう。湿度も高く、不快な蒸し暑さが続きそうです。また、夜間も気温の下がり方は鈍く、熱帯夜の日が多くなるでしょう。寝苦しい夜が続きます。夜間の熱中症にもご注意ください。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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