台風6号 発達しながら北上 強い勢力へ 暴風域を伴って沖縄に直撃の恐れ

2023年7月28日(金)9時25分 tenki.jp

台風6号は発達しながら北上し、強い勢力になるでしょう。暴風域を伴って、31日(月)から8月1日(火)頃に沖縄や奄美に接近する恐れがあります。

台風6号 沖縄に直撃の恐れ

大型で強い台風5号は南シナ海から中国大陸へと進み、29日(土)までに熱帯低気圧に変わる予想です。
台風5号とは別に、28日(金)午前3時にフィリピンの東で台風6号が発生しました。台風6号は今後、発達しながら北西へ進み、8月1日(火)には強い勢力となるでしょう。台風6号は暴風域を伴って、31日(月)から8月1日(火)頃に沖縄にかなり接近する恐れがあります。

沖縄は大荒れの恐れ

沖縄の大東島地方は30日(日)頃から次第に暴風を伴い大しけとなるでしょう。沖縄本島地方でも31日(月)から8月1日(火)は暴風や大雨となり、大荒れの天気となる恐れがあります。海上は大しけとなり、高潮の恐れもあります。早めの台風対策を心がけてください。空の便などに影響がでる可能性があります。最新の台風情報、交通情報にご注意ください。奄美地方も荒れた天気になる恐れがあります。
また、西日本の太平洋側でもうねりを伴ってしける所があるでしょう。東日本の太平洋側でもうねりが入り、波が高くなる可能性があります。海水浴シーズンですが、台風から離れている地域でも海のレジャーはご注意ください。

高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで

台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

台風が近づく前の対策 暴風に備えて

台風の暴風が怖いのは、いざ暴風になると、身動きが取れなくなるということです。そこで、暴風に対して、事前に3つの点について、確認したり、備えたりしておく必要があります。
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。

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