週間天気予報 猛暑の一週間 北日本は週中頃に大雨のおそれ

2022年7月30日(土)5時49分 ウェザーニュース

2022/07/30 05:52 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・台風5号が離れても大雨続く
・週中頃、北日本で大雨のおそれ
・夏本番の猛暑 熱中症対策が必須

この先一週間は太平洋高気圧が日本付近を覆い、夏本番の暑さとなる予想です。台風5号は直接の影響は限定的でも、その湿った空気が西日本の太平洋側や北日本に雨をもたらす可能性があり注目が必要です。

台風5号が離れても大雨続く

台風5号(ソングダー)は足早に北西進し、昨夜九州の南に最接近しました。既に九州の西の東シナ海へ離れていて、今後も発達は予想されていません。
しかし、明日31日(日)にかけて湿った空気を西日本の太平洋側に送り込み続ける予想で、九州や四国の太平洋側、奄美地方などでは雨量がかさみ、大雨となるおそれがあります。土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

週中頃、北日本で大雨のおそれ

降水の予想 3日(水)

台風5号は東シナ海か黄海で勢力を弱めて熱帯低気圧に変わる予報ですが、台風の持ち込んだ湿った空気の影響で前線の活動が活発になる可能性があり、週中頃に北日本などで大雨となるおそれがあります。
まだ予報の誤差が大きい状況ですが、場合によっては災害の発生するような雨となる可能性もあるため、台風が熱帯低気圧に変わった後も雨の情報に注意してください。
北日本以外の地域も、湿った空気の影響で強い雨の降る日がありそうです。ゲリラ雷雨や夕立など天気の急変にも注意してください。

夏本番の猛暑続く 熱中症対策が必須

毎年8月前半に年間の暑さのピークを迎える所が多くなりますが、この先一週間も西日本や東日本で最高気温が35℃前後の日が多く、夏本番の猛暑となりそうです。最低気温も高く、熱帯夜のところも多そうです。
熱中症のリスクが高い状況が続きます。炎天下での長時間の行動を避け、室内でも無理せずにエアコンを使用し、こまめな水分補給を心がけるなど熱中症予防を万全に行ってください。

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