週間天気 台風6号の影響で西日本は大雨警戒 熱帯低気圧の動向も注意

2023年8月7日(月)15時0分 ウェザーニュース

2023/08/07 14:26 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・台風6号 西日本は大雨に警戒
・別の熱帯低気圧の動向も注意
・曇りや雨でも蒸し暑い日が続く

この先一週間は、台風6号や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる予想です。

台風6号 西日本は大雨に警戒

台風6号と熱帯低気圧の進路予想

台風6号(カーヌン)は8日(火)には九州の南に達する見込みです。9日(水)には九州の西を暴風域を伴ったままゆっくりと北上すると予想しています。
西日本の太平洋側には湿った空気が流れ込み、同じようなところに活発な雨雲がかかっています。このあと、台風の接近に伴ってさらに強い雨が続く見込みです。西日本は台風が日本海に抜ける10日(木)にかけて湿った空気の流れ込みやすい状況が続きます。台風から離れているところでも大雨による災害の危険性が高まるので、大雨に警戒してください。
台風の東側にあたる東日本でも、南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で太平洋側を中心に雨の降るところが多くなります。台風から離れた北日本も、停滞する前線の影響で雨の降る日が多く、この地域としては雨量が多くなる予想です。

別の熱帯低気圧の動向も注意

台風6号とは別に、7日(月)9時時点で南鳥島近海にある熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次の週末は「山の日」の祝日を含む三連休となりますが、このタイミングでも湿った空気や台風に発達見込みの熱帯低気圧が日本の天気に影響を及ぼす可能性があります。
連休からお盆にかけてもまとまった雨の降る可能性があるため、随時最新の予報を確認するようにしてください。

曇りや雨でも蒸し暑い日が続く

曇りや雨のところが多くなる分、昼間の気温はこれまでに比べると上がりにくくなります。ただ、暖かく湿った空気が流れ込む影響で不快な蒸し暑さが続く予想です。
日差しが届くとこれまでと同様に気温は高くなり、35℃以上の猛暑日になるところもあります。こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症予防を怠らないでください。十分な睡眠や栄養補給も熱中症予防の基本です。寝不足や食欲不振による小食は熱中症のリスクを引き上げますので体調管理に注意してください。

ウェザーニュース

「台風」をもっと詳しく

「台風」のニュース

「台風」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ