静岡県で非常に激しい雨を観測 東海道新幹線が運転見合わせの区間も

2023年8月16日(水)9時33分 tenki.jp

きょう16日(水)、台風7号の影響が残り、東海周辺に発達した雨雲がかかっています。静岡県富士市や、静岡市清水区では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨を観測。午前9時現在、静岡県では土砂災害警戒情報が発表されている所があります。

台風から離れた静岡県で非常に激しい雨

きょう16日(水)、台風7号は日本海を北上中。台風は本州から遠ざかりつつありますが、湿った空気が流れ込み、東海周辺に発達した雨雲がかかっています。特に静岡県では発達した雨雲が連なっており、激しい雨が降り続いています。静岡県富士市では午前9時までの1時間に57.0ミリ、静岡市清水区では午前8時10分までの1時間に51.5ミリの「非常に激しい雨」を観測しました。
JR東海によりますと、この雨の影響で、東海道新幹線が三島〜静岡間で一時、運転を見合わせているとのことです(午前9時現在)。
午前9時現在、静岡県の土砂災害警戒情報が発表されています。降り続く大雨のため、命に危険が及ぶ土砂災害が、いつ発生してもおかしくない非常に危険な状況です。自治体から発表される情報を確認し、少しでも安全な場所へ、早めの避難を心がけてください。
また、川の水かさが一気に増えたり、道路があっという間に冠水するおそれがあります。低い土地への浸水や、道路の冠水にも注意してください。

大雨が発生 とるべき対応は

大雨の際は安全を確保するために以下の点に注意してください。
①河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
②運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。

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