18日の関東甲信 引き続き土砂災害警戒 急な暑さにも気を付けて 広く真夏日に

2021年8月18日(水)7時8分 tenki.jp

きょう18日の関東甲信は、晴れ間はあるものの内陸ほど雨雲が発達しやすい。長野県を中心に地盤の緩んでいる所があり、土砂災害に警戒が必要。気温はきのうより上昇。広範囲で30℃以上に。

甲信と関東北部は局地的に激しい雨 関東南部もにわか雨の可能性あり

今朝は、関東の北部を中心とした地域や甲信で雨が降っており、雨脚の強まっている所もあります。この状況は、ひとまず午前10時前後までで、昼頃からは晴れ間もありそうです。
ただ、甲信と関東北部では、午後もあちらこちらで雨雲や雷雲が発達するでしょう。いったん日が差しても、急に雨が激しく降るおそれがあります。関東南部でも、にわか雨の所があるでしょう。

土砂災害に警戒を

12日から続く大雨により、地盤が緩んでいます。この図は、きょう午前6時30分現在の土砂災害の危険度を示したものです。長野県や山梨県を中心に、注意・警戒の必要な所があり、今後の雨で新たな災害につながる可能性があります。引き続き、最新の気象情報、避難に関する情報を、こまめに入手するよう心がけてください。
また、川や水路は、その場で晴れていても、上流や周辺で降った雨により急に流れが速くなるケースがあります。天気が回復しても、むやみに近づくのは大変危険です。

気温上昇 東京都心を含め 多くの所で1週間ぶりの真夏日か

このところ、日中も気温があまり上がらず、少しひんやりと感じられる日もありましたが、きょうは日差しと南風の力で、グンと上がってくるでしょう。東京都心を含め、一週間ぶりの真夏日、となる所も多い見込みです。
急に気温が上がると、たとえ35℃を超えるような極端な暑さでなくても、熱中症のリスクが高まります。ノドが渇く前に少しずつ水分を摂るなど、対策を万全にしてお過ごしください。

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