きょう20日 曇りや雨でも気温は高め 湿気が多く 蒸し暑い 引き続き熱中症対策を

2022年8月20日(土)8時5分 tenki.jp

きょう20日(土)の日中は、日本海側を中心に雨雲や雷雲が発達。最高気温は広い範囲で30℃以上の予想で、西の地域では35℃くらいの所も。きのうとは違い、全国的に湿気が多く、蒸し暑い。

雨の範囲 日本海側から広がる

きょう20日(土)は、低気圧が日本海を東進。また、この低気圧から延びる前線が本州付近へ進んでくるでしょう。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込みます。日本海側では午前中から雨の所が多く、午後は太平洋側も含めてあちらこちらで雨や雷雨に。特に、北陸や東海から九州は雨雲が発達しやすく、局地的には道路が冠水するような激しい雨が降るでしょう。

最高気温 広く30℃以上 九州など35℃くらいの所も 湿度も高め

低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込むため、曇りや雨でも気温は高め。
北海道は日本海側を中心に25℃前後の所が多く、東北と北陸は26℃から30℃くらいの予想。関東以西は広く30℃を超えて、四国や九州など35℃くらいまで上がる所もあるでしょう。
きのうは、カラッとした暑さの所がほとんどでしたが、きょうは体感が変わり、蒸し暑くなりそうです。
湿度が高いと、かいた汗がなかなか乾かず、体に熱がこもりやすい傾向に。
ノドが渇く前に、意識的に水分を摂るなど、熱中症対策を心がけてください。

九州や四国を中心に 熱中症警戒アラート

熱中症の危険性が極めて高い状況であることを示す「熱中症警戒アラート」が、
和歌山県、島根県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、山口県、福岡県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く)、沖縄本島地方、八重山地方に発表されています。
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

tenki.jp

「雨」をもっと詳しく

「雨」のニュース

「雨」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ