「神奈川新聞花火大会」が今年で休止 みなとみらいの開発で安全な観覧場所を確保できず

2016年8月24日(水)12時32分 BIGLOBEニュース編集部

神奈川新聞花火大会のホームページ

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神奈川新聞社は、同社が主催するイベント「神奈川新聞花火大会」を、8月2日に実施した31回大会をもって休止すると発表した。打ち上げを行う横浜・みなとみらい21地区の開発が進み、観覧場所が十分に確保できなくなったためとしている。


「神奈川新聞花火大会」は、横浜市の山下公園前面海上で1986年から開催。1995年からは会場をみなとみらい地区に移し、今年31回目を迎えた全国でも人気の花火大会。しかし、近年は観覧者数が増加傾向であること、メイン会場のみなとみらい・新港地区の開発が進み、住民の増加、空き地の減少が進んでいることから、安全な観覧場所を確保することが難しくなっていた。


このため、道路に観覧者があふれ、座り込み観覧が発生するなどし、神奈川県警察などからも安全対策上大きな問題があると指摘されていた。今年の花火大会でも、立ち入り禁止区域への侵入や道路への座り込みなどが起こったこと、今後もみなとみらい地区の開発は進むことから、これまでの方式による花火大会の休止を判断した。

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