2週間天気 夏の空気と秋の空気のせめぎあい 前線の活動がたびたび活発に

2022年8月25日(木)12時2分 tenki.jp

この先、秋雨前線や湿った空気の影響で全国的に曇りや雨の日が多いでしょう。特に、27日頃は北海道や東北で雨脚の強まる所があり、9月の初めも広い範囲で本降りの雨となりそうです。

1週目の天気:26日(金)〜9月1日(木)

この先、日本の北から秋の空気が流れんでくる一方で、南には夏の蒸し暑い空気が居座ります。2つの空気の境目には前線(秋雨前線)が形成され、活動が活発になることもあるでしょう。
26日から28日の前半にかけて、北海道と東北で広く雨となり、雨脚の強まることがありそうです。同じような所に、断続的に発達した雨雲がかかり、雨量が多くなることも考えられます。
また、30日から9日1日にかけては、西から雨の範囲が広がり、本降りの雨になることもあるでしょう。

2週目の天気:9月2日(金)〜7日(水)

2日から4日頃にかけて、本州の多くの所で雨が降るでしょう。現時点の予想では、特に3日は雨脚が強まりそうですが、前線の位置や、湿った空気の流れ込み方によって、雨のピーク、降る量などが大きく左右されます。
また、日本の南では、フィリピン周辺の海域を中心に積乱雲が発達しやすい状況。台風などの熱帯擾乱が発生する可能性もありますので、今後の情報に留意しつつ、ハザードマップを改めて確認するなど大雨への備えをしておくと良さそうです。
5日以降は広い範囲で日差しが届くでしょう。ただ、スッキリとした晴天となる地域は少なく、関東から近畿を中心に所々でにわか雨がありそうです。

気温の傾向

北陸以北は、平年並みか低めの傾向に。日中も、北海道は気温があまり上がらず、東北も長袖の出番が増えてくるでしょう。北陸も暑さが和らぎそうです。
一方、関東以西はしばらく残暑が続き、日中は連日のように広い範囲で30℃前後まで上がるでしょう。湿度も高く、熱中症対策が欠かせません。夜も寝苦しい日が多い見込みですが、前線が南下する際には涼しい空気が流れ込み、秋の気配を感じられそうです。

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