秋雨前線の置き土産 怪しい近畿の夕焼け
2018年9月10日(月)19時0分 ウェザーニュース
2018/09/10 18:49 ウェザーニュース
今日の近畿は秋雨前線の影響で昼頃にかけて雨が降りましたが、その後は日差し復活。久しぶりに見た夕焼け空は、怪しく染まった空でした。
怪しい夕焼け空
「今日の夕焼けは、雲がアクセントで 妖艶な夕焼けになりました🌇」
「生駒山方向に怪シカ雲が(¬_¬)」
鮮やかな夕焼けのメカニズム
空気中の水蒸気の量が多かったことが、赤く見えた要因です。
水蒸気が多いほど波長の短い青色光が散乱し、波長の長い赤色は散乱されずに目に届くため、夕陽が赤くなります。その赤い光が上空に広がる雲を下から照らすことで、雲が赤く輝きキレイな夕焼けになるのです。
10日(月)18時の衛星(水蒸気)画像
今日の近畿エリアは、週末から雨を降らせた秋雨前線がまだ近く、多くの水蒸気が残っている状態でした。その多くの水蒸気によって、鮮やかに赤い夕焼けが見られました。