北海道や九州に秋雨前線の雨雲 長崎県・佐賀県には大雨警報
2023年9月14日（木）7時55分 ウェザーニュース
2023/09/14 08:07 ウェザーニュース
今日9月14日(木)は秋雨前線が北海道付近から日本海を通って東シナ海方面に伸びています。今朝は長崎県や佐賀県などで非常に激しい雨となっていて、一部には大雨警報が発表中です。7時には長崎県で「顕著な大雨に関する情報」も発表されています。
また、北海道や東北北部でも本降りの雨となる予想です。各地とも、降り方が強まって落雷等を伴う可能性もあるため注意が必要です。
秋雨前線通過で強雨・雷雨、大雨のおそれも
今日は、秋雨前線が北海道〜本州日本海沿岸を通過します。
今朝はすでに九州北部を中心に活発な雨雲がかかり、4時40分までの1時間には、長崎県平戸市で78.5mm、5時50分までの1時間には、長崎県長崎市・長浦岳で70.5mmの非常に激しい雨を観測しました。
長崎地方気象台は南部を中心に線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、7時00分に「顕著な大雨に関する情報」を発表。3時間に100mm以上の雨の降っている所があり、土砂災害の危険度が高まっている状況です。長崎県や佐賀県の一部には大雨警報も発表されています。
雨雲の予想 14日(木)13時
さらに東北からそのほかの九州の日本海側でも、この前線や湿った空気の影響で雨の降る所があります。特に前線に近い中国などでも強雨や雷雨のおそれがあります。
また、北海道や東北北部でも本降りの雨となる見通しです。特に北海道太平洋側では、一時的な強雨や雷雨、大雨のおそれがあるため、低地の浸水や河川の増水、土砂災害などに注意してください。
北海道は雨の影響で秋を感じる雨となる予想の一方で、その他の地域では気温が高めで湿度が高く蒸し暑くなる見通しです。
