19日(火)北海道・東北で大雨 関東など天気急変のおそれ 三連休明けも熱中症注意

2023年9月18日(月)17時26分 tenki.jp

19日(火)は、北海道・東北で、局地的に雨雲や雷雲が発達するでしょう。関東など晴れる所でも、天気が急変して、突然、雨や雷雨となるおそれがあります。全国的に、厳しい残暑が続きますので、熱中症にもご注意ください。

北海道・東北 大雨の所も

19日(火)は、秋雨前線が北日本を通過し、この秋雨前線に向かって、大雨のもとになる「暖かく湿った空気」が流れ込むでしょう。
このため、北海道日本海側南部と太平洋側西部では、19日(火)昼前から昼過ぎにかけて、雷を伴って「激しい雨」の降る所がありそうです。
また、東北でも、大気の状態が「非常に不安定」になるでしょう。東北日本海側北部では、雷を伴った「激しい雨」が降り、大雨となる所がありそうです。
【24時間 予想降水量】
18日18時から19日18時まで(いずれも多い所)
北海道日本海側南部 80ミリ
北海道太平洋側西部 80ミリ
東北日本海側北部 60ミリ
その後、19日18時から20日18時まで(いずれも多い所)
北海道  およそ50ミリ
東北日本海側北部 およそ50ミリ
北海道や東北では、雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性もあります。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に、十分な注意が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも、ご注意ください。

関東など発雷確率が高く 落雷・竜巻などの突風のおそれ

一方、晴れる所でも、油断はできません。
関東から西では、午後ほど天気が変わりやすいでしょう。傘マークがなくても、あちらこちらで、突然、雨や雷雨となるおそれがあります。お出かけには、雨具をお持ちになると、安心です。
発雷確率を見ますと、関東の内陸部を中心に、70%以上や80%以上の高い確率が予想されています。落雷や竜巻などの突風、局地的な大雨に、十分お気をつけください。

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。
①頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
②最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。

熱中症にも注意

そして、気を付けなければいけないのは、大雨や天気の急変だけではありません。9月も後半ですが、熱中症にも注意が必要です。
最高気温は、東北や関東から西では30℃以上の所が多いでしょう。特に、暑さが厳しいのは、関東甲信の内陸部中心で、35℃近くまで気温の上がる所もありそうです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、20日(水)の彼岸の入りを前に、19日(火)も、まだ暑さ対策が欠かせません。熱中症対策グッズなどを上手に使って、無理をしないで、お過ごしください。

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