意外と晴れない秋の運動会シーズン 知っておきたい3つのポイント

2018年10月4日(木)7時30分 ウェザーニュース


2018/10/04 07:27 ウェザーニュース

秋は運動会シーズン!秋晴れとなれば気持ちよく開催できるのですが…秋は台風や秋雨前線や低気圧による雨、暑さの戻りなど、天気的に心配な点がいくつかあります。

知っておきたい3つの天気ポイント

【1】まだ台風シーズン本番
実際、先週末の30日(日)は台風24号や前線の影響で、運動会が延期となったところも多数ありました。この先10月までは台風が日本列島に近づきやすいシーズン。台風が発生したら、今後の進路に注目です。
【2】秋雨で延期やグラウンド状態悪化も
秋雨の時期にあたるため、前線が日本付近に停滞してスッキリしない天気が続いたり、晴れたかと思えば、2〜3日ごとに低気圧が通過して雨が降ったりします。
【3】熱中症レベルの暑さも油断できない
涼しくなったかと思えば…また暑さが戻ったりという日が続いています。実際、9月前半には熊本県で開催された運動会では熱中症となり、搬送されたケースも。

晴れたら暑さ対策も

10月に入ってからも、暑さが戻る日があり、運動会や体育祭で熱中症で搬送された事例もありました。
【熱中症になりやすい三大条件】
1.高温 2.多湿 3.無風
※湿度が高い場合、28℃から熱中症の危険あり
【熱中症のサインと対策】
以下のようなサインが現れたら、熱中症を発症している可能性があります。自身のことはもとより、周りでこういった症状の人が出ないかご注意ください。
□脈拍が速くなる
□呼吸が増加する
□顔色が悪くなる
□めまいがする
□皮膚が乾き、赤くなる
□異常に体温が上がる

熱中症のサインが現れたら、以下の対策を行ってください。
【1】涼しい場所への避難
【2】脱衣と冷却
【3】水分の補給
【4】落ち着いたら医療機関へ
秋はまだ紫外線が強い時期です。日差しの下に長時間いることになるので、帽子や日傘、日焼け止めクリームで万全の対策を。
また、気温が上がると昼食時のお弁当も腐りやすくなります。保冷バックや保冷剤なども利用して食中毒にもご注意ください。


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