筑波大じゃない!?「悠仁さま東大進学説」が再燃…秋篠宮家が「東大一直線」になる3つの理由
2024年10月26日(土)6時30分 ダイヤモンドオンライン
「悠仁さま東大進学説」を陰謀論だと言い切るのは早計だ Photo:JIJI
皇室特権であろうがなかろうが悠仁さまは東大を目指す
秋篠宮家が「皇室特権」を使って悠仁さまを東京大学へねじ込もうとしている——。ちょっと前、ネットやSNSで拡散された、いわゆる「陰謀論」のひとつだ。
今年8月、オンライン署名サイト「Change.org」に『悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、将来の天皇として「特別扱い」で入学されることは象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します』という呼びかけがなされ、1万2000票もの署名が集まったと話題になったので、ご存じの方も多いかもしれない。
署名騒動後、この「陰謀論」は収束した。「根も葉もない憶測だけで受験生を追いつめるのはいかがなものか」「東大の推薦入試はそんな甘いもんじゃない。大学受験をしたことがない人がイメージだけで騒いでいるのでは?」などの批判が寄せられたのだ。
しかし、ここにきて「陰謀論」がまた復活してしまった。筑波大学のアドミッションセンター入試(AC入試)の第2次選考に、悠仁さまの姿がなかったからだ。
筑波大学は一部メディアや皇室ジャーナリストから悠仁さまの進学先の「本命」とされていた。附属校に通っていることや、悠仁様が長年続けてきたトンボ研究の環境が整っていることから、生物学類のAC入試を受験するという話がまことしやかにささやかれていたのである。
そんな「本命」が消えたことで再び「東大推薦入試」が注目されてしまったのである。ただ、そこは宮内庁もある程度、予想をしていたようだ。「皇室特権」というネガイメージを打ち消す“カウンター”なのか、メディアにはこんな情報が流れている。
「悠仁さまは他の受験生と同様に一般入試で東大を目指すのではないか」
確かに、一般入試で東大に入れば誰も文句はない(それでも不正があったと騒ぐ人は一定数いるだろうが)。また、もし仮に不合格になって浪人生活を送ろうとも、それはそれで「ああ、やっぱり皇室特権なんてガセなのね」という陰謀論の打ち消しとなる。
このような東大ガチ受験説が流れている背景には、ネットやSNSで「悠仁さまの東大入学を強く望んでいる」と言われている母・秋篠宮紀子さまへの「攻撃」を宮内庁が和らげる目的といううがった見方もある。
9月11日、58歳の誕生日を紀子さまは、宮内庁記者会においてネットのバッシングについてどう思うのかという質問に対して、このように回答をされた。
「私たち家族がこうした状況に直面したときには、心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります」
娘の小室眞子さんの婚約時から、この家族がすさまじい言葉の暴力にさらされてきたのはご存じの通りだ。せめて長男の大学受験くらいは静かな環境で過ごさせてあげたい、という宮内庁の配慮があったのではないかというのである。
という話をすると、アンチ秋篠宮家の方は「学力もないくせに分相応に東大などを目指すからだ!」「そもそも未来の天皇陛下が東大を目指す必要など皆無!それよりも人間性や教養をしっかりと学んでいただきたい」などと厳しい声が飛んでくる。
お気持ちはよくわかる。しかし、どんな家庭にも外部の者にはわからない、それぞれの事情があるものだ。歴史を冷静に振り返れば、秋篠宮家の跡取りである悠仁さまが「東大一直線」になってしまう、それなりの理由が見えてくる。それは大きく分けると以下の3つだ。