あす10日夜から北海道では雪 平地でも積雪の恐れ シーズン最初の雪に注意

2023年11月9日(木)12時15分 tenki.jp

あす10日(金)の夜からは北海道では雪が降るでしょう。12日(日)にかけて、断続的に雪が降り、平地でも積雪の恐れがあります。積雪や路面凍結により、交通機関などに影響があるでしょう。

平地でも積雪のおそれ

あす10日(金)は、北海道付近を寒冷前線が通過するでしょう。前線が通過する前は、雨や雷雨となりますが、前線の通過後には上空に寒気が流れ込む見込みです。11日(土)から12日(日)にかけては、上空約5400メートル付近にはマイナス33℃〜36℃くらいの真冬並みの寒気が流れ込む予想です。
このため、早い所では10日(金)の夜遅くから雪に変わり、11日(土)以降も平地でも雪が断続的に降るでしょう。また、風も強く吹き、吹雪く所もありそうです。
今年はまだ、10月21日に旭川で初雪を観測したほかは、初雪の便りは届いていません。あす10日(金)以降は、続々と発表があり、本格的な雪のシーズンに入りそうです。
11日(土)以降も、日本海側を中心に雪が降り続くため、平地でも雪が積もる恐れがあります。雪になれている、道民でもシーズン初めの雪には注意が必要です。ひと夏を越えると歩き方や車の運転など、忘れることもあります。時間に余裕をもって、車の運転の際は、急ハンドル、急加速、急ブレーキなど「急」のつく運転にご注意ください。また、冬用のタイヤに履き替えていない方は少ないと思いますが、雪道を走る準備をしっかりしましょう。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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