北海道や東北 夕方まで暴風雪の恐れ 日本海側は大気不安定 あす30日も雪や雨続く

2023年11月29日(水)12時1分 tenki.jp

今日29日は、北海道や東北北部では雪や風が強まり、東北南部や北陸も雨や雷雨に。今日夕方にかけて、北日本は暴風雪に警戒。明日30日にかけて、北海道や東北北部を中心に雪が続き、大雪に注意が必要です。日本海側は大気の状態が不安定で、局地的に強まる雨や雷雨に注意。

今日29日 北海道・東北北部 夕方にかけて暴風雪の恐れ

今日29日(水)は、北日本を中心とした強い冬型の気圧配置となっています。
北海道や東北北部を中心に雪や風が強まり、東北南部や北陸は大気の状態が不安定で、雨が強まったり、所々で雷も観測しています。
日本海側では風も強まっています。午前11時までの最大瞬間風速は、北海道えりも岬で29.7メートル(西・午前8時46分)石川県羽咋市で23.7メートル(西・午前8時57分)など、看板が外れてしまうような強い風を観測しました。
東北南部や北陸も大気の状態が不安定で、局地的に雨が強まり、雷を伴っている所もあります。
今日29日(水)夕方にかけて、北海道や東北北部は、暴風雪に警戒してください。
また、東北南部や北陸は断続的に雨が降り、雪のまじる所もあるでしょう。大気の状態が不安定で、突然の強い雨や、雷、竜巻などの激しい突風、ひょうが降るおそれもあります。近畿から九州にかけての日本海側も、今日29日(水)夕方以降は、雨がザっと降ったり、雷が鳴ることもありそうです。屋外の活動は、十分ご注意ください。

明日30日にかけて 日本海側は雨や雷雨 太平洋側は広く晴れて乾燥

明日30日(木)にかけても日本海側は、大気の不安定な状態が続くでしょう。日本海で発達する雨雲がかかる北陸を中心に、局地的に雨量が増える所もありそうです。引き続き、急にザっと強まる雨や落雷などにご注意ください。東北北部や北海道は断続的に雪が降るでしょう。
太平洋側は朝まで雨の降る所がありますが、日中は概ね晴れる見込みです。空気が乾きますので、火の取り扱いなどに注意してください。
明日30日(木)は、今日29日(水)に比べると風はおさまりますが、一段と冷え込みが厳しくなりそうです。
日中は北海道は日本海側を中心に昼間も氷点下の真冬日となり、北陸や山陰も10℃以下になるでしょう。
太平洋側も15℃を下回る所が多くなります。暖かいコートなどで、しっかり寒さ対策をなさってください。

12月1日頃まで寒気居座る 北海道〜北陸にかけて山では大雪 平地で積雪増も

この先12月1日(金)頃にかけて、冬型の気圧配置が続き、北日本の上空には強い寒気が居座るでしょう。
北海道や東北は日本海側を中心に断続的に雪が続き、山では大雪となる恐れがあり、平地も積雪が増える可能性があります。
東北の太平洋側や北陸、関東甲信でも山沿いを中心に雪が降り、雪の量が増える所もありそうです。
今シーズンこれまでで最も寒気が長居するため、今季一番のまとまった雪になるでしょう。
積雪や路面の凍結に十分注意し、雪の事故のないように、くれぐれもご注意ください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

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