週末 12月なのに20℃続出か 週明けにかけて「気温差」と「黄砂」に注意

2023年12月8日(金)11時58分 tenki.jp

今週末は全国的に気温が高くなり、9日(土)と10日(日)は東日本・西日本で最高気温が20℃以上の所が続出しそうです。ただ、日ごとの気温差が大きくなるため、体調管理にご注意ください。また、週末は黄砂の飛来が予想されるため対策が必要です。

9日(土)・10日(日) 季節外れの暖かさ

明日9日(土)は日本海北部からサハリン付近を前線を伴った低気圧が発達しながら進む見通しです。日本付近には南から暖かい空気が流れ込み、全国的に気温が高くなる予想です。北海道や、東北の日本海側、北陸では雨が降りますが、気温は高く、最高気温は札幌で14℃、新潟で18℃など、平年より10℃近く高い予想です。太平洋側の地域では広く晴れる見込みで、関東から九州にかけては、日中は20℃前後まで気温が上がり、季節外れの暖かさとなりそうです。東京都心は20℃の予想で、仙台でも19℃の予想です。
明後日10日(日)は、北日本中心の冬型の気圧配置となり、北日本には寒気が流れ込むでしょう。北海道の日本海側では雪となりそうです。北海道や東北、北陸では寒気の影響を受けて、前日から一気に気温が低くなるでしょう。最高気温は札幌で0℃、仙台で13℃、新潟で11℃の予想です。気温差が大きいため、体調管理に注意が必要です。一方、関東から九州は広く晴れて、最高気温は20℃以上の所が多いでしょう。

週明けは気温差に注意

週明け11日(月)は、太平洋沿岸を低気圧や前線が進む見通しで、西日本では次第に雨が降りだすでしょう。西日本は気温の高い状態が続きますが、東日本と北日本では、寒気の影響を受けるでしょう。東京都心では、11日(月)の最高気温は10℃と、前日より10℃も低くなる予想です。日中でも厚手のコートが手放せないでしょう。
日ごとの気温差が大きくなりますので、服装選びは慎重にして、体調を崩さないようお気をつけください。

週末は「黄砂」に注意を

週末は気温差に加えて、黄砂にも注意が必要です。明日9日(土)から明後日10日(日)にかけて、東日本から西日本の広い範囲で黄砂が予想され、一部は北日本にも飛来するでしょう。屋外では黄砂が付着するなどの影響も予想されます。週末は天気に恵まれますが、洗濯物は屋内干しの方が良さそうです。
また、視程が5km未満となった場合には、交通へ影響が出るおそれがあるため、注意が必要です。

黄砂の健康への影響を予防するには

黄砂の健康への影響を予防するには以下の3つのポイントがあります。
①日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
②黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。

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