前線に伴う雨雲は東北へ 明日は北海道で強い雪のおそれ

2023年12月9日(土)14時44分 ウェザーニュース

2023/12/09 14:40 ウェザーニュース

今日9日(土)は午後になって、北日本で雨の範囲が広がってきました。今夜にかけて東北や北陸では急な強い雨や雷、霰(あられ)等に注意が必要です。
北海道には次第に寒気が流れ込み、明日10日(日)は雪が強まるおそれがあります。

1時間に15mm超の雨の所も

午前中は北海道を中心に雨を降らせていた前線に伴う雨雲が、東北北部まで南下してきました。青森県・今別では13時00分までの1時間に16.5mm、秋田県・藤里では14時00分までの1時間に14.5mmのやや強い雨を観測しています。
北海道も道央や道北、道南で雨が降り続いていて、1時間に2.0mm前後の雨となっています。気温が高いこともあり、積雪地域の雪は減る一方です。幌加内は今朝6時時点では53cmあった積雪が、14時現在は46cmになりました。
前線はこの後も南下を続け、夜には北陸でも雨の降る所がある見込みです。局地的には雷や突風、霰(あられ)等を伴うおそれがありますので、注意してください。

北海道は積雪の急増に要注意

10日(日)の積雪予想(24時間)

今夜には北海道に寒気が流れ込みはじめ、明日10日(日)は平地で雪が降る目安とされる上空1500m付近で−6℃のラインが東北北部付近まで南下する予想です。北海道は−12℃以下の空気に覆われて、全域で雪になるとみています。
道北や道央の空知・後志地方を中心に雪が降り、局地的に強まって1時間に5〜7cmほどの雪が降るおそれがあります。積雪の急増や路面状態の悪化に注意が必要です。また、西風が吹き荒れ、日本海沿岸部を中心に暴風レベルの突風が吹くおそれがあります。吹雪による視界不良にも警戒してください。
東北や北陸でも雨や雪の心配はありますが、強く降る可能性は低い見込みです。

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