来週は全国的に厳しい寒さ 東京や名古屋で氷点下の可能性も

2020年12月12日(土)18時0分 ウェザーニュース

2020/12/12 17:10 ウェザーニュース

来週は冬型の気圧配置が強まり、この冬初めての強い寒気が流れ込む予想です。
この影響で気温が低くなり、週中頃には東京や名古屋などで今季初めての氷点下の冷え込み(冬日)となる可能性があります。カイロやニット帽など真冬の防寒具の準備をしておいたほうが良さそうです。

今季初の強い寒気襲来

上空約1500mの寒気の予想

14日(月)から16日(水)頃にかけて冬型の気圧配置が強まり、今季これまでで最も強い寒気が日本列島付近に流れ込みます。
北日本だけでなく、東日本や西日本の大部分が上空約1500mで−6℃以下の寒気に覆われ、真冬のような寒さとなります。降水があれば平地でも雪となるほどの強さの寒気です。
日本海側の地域では雪が降り、これまでに雪の降っていた東北だけでなく、北陸や近畿北部、山陰などでも初雪となる所がありそうです。初雪からさっそく積雪となるおそれもあるため、路面状況の悪化やスリップ事故、転倒等に注意が必要です。

週後半にかけ厳しい寒さ 東京や名古屋も冬日か

週間天気予報・予想気温

上空の寒気の流れ込みのピークを越えたあとに寒さのピークが訪れる見込みで、ウェザーニュースの予報では、東京や名古屋では17日(木)の朝の最低気温が−1℃になるとみています。
もし東京や名古屋で最低気温が0℃未満となれば、今季初めての「冬日」となります。
朝の冷え込みだけでなく昼間も気温はあまり上がらず、札幌では14日(月)から19日(土)まで、最高気温が0℃未満の真冬日が続く予想になっています。
今年の11月から12月上旬までは季節の歩みがゆっくりでしたが、来週は一気に真冬の寒さになります。厚手の冬コートやマフラー、手袋、ニット帽、カイロなどを準備し、真冬並みの寒さ対策を行うようにしてください。

ウェザーニュース

「東京」をもっと詳しく

「東京」のニュース

「東京」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ