北陸で激しい霰(あられ) 今後は寒気が強まりだんだんと雪に

2022年12月14日(水)10時54分 ウェザーニュース

2022/12/14 10:45 ウェザーニュース

新潟県など北陸では局地的に激しい霰(あられ)が降っています。このあとは寒気が強まり、雨ではなく雪になるところが増える見込みです。

大粒の雨や霰に加えて突風も

今日14日(水)は強い冬型の気圧配置で、日本海側は雪や雨が降っています。北陸付近には異なる方向の風がぶつかり合うJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)があり、大気の状態が非常に不安定です。
新潟県内など、大粒の雨に加えて激しい霰(あられ)が降っているところもあります。

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また、風も強く、新潟市にあるアメダス巻では9時28分に最大瞬間風速29.1m/sを観測しました。早朝には30m/sを超えていたところもあります。

今後は平野部でも雪に 山間部は大雪のおそれ

16日(金)朝までの積雪の予想

北陸付近にはまだ強い寒気が南下してきておらず、雨寄りのところが多くなっています。ただ、だんだんと寒気が強まって、午後は平野部でも雪になる見込みです。初雪となった後、そのまま積もるとみています。
山沿いでは雪の降り方が強まり、多いところでは16日(金)朝までの48時間で50cm以上の積雪増加となる予想です。新潟県の山間部では局地的に100cmに迫るような大雪となるおそれもあります。急激な積雪の増加で立ち往生などの交通障害が発生する可能性が考えられますので、冬用タイヤや滑り止め装置を確実に装備し、無理な走行は避けるようにしてください。
沿岸部を中心に風の強い状態も続きます。吹雪となって視界が非常に悪くなるおそれがあるため、警戒が必要です。

ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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