強い寒気が17日(日)頃から南下 全国的に寒さ厳しく日本海側は大雪警戒

2023年12月14日(木)16時30分 ウェザーニュース

2023/12/14 16:04 ウェザーニュース

17日(日)頃から日本列島の上空に強い寒気が南下します。ここ数日の季節外れの陽気から一変して、真冬の寒さになる見込みです。日本海側は広い範囲で雪が降り、大雪や吹雪のおそれがあるため警戒をしてください。

強い寒気が日本列島をすっぽり覆う

平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は西日本の太平洋側まで南下し、さらに強い−12℃以下の寒気も流れ込んできます。
これだけ強い寒気に覆われるため、全国的に気温が下がります。17日(日)の最高気温は福岡市が6℃、大阪市が9℃、名古屋市が8℃など西日本や東海でも軒並み一桁の予想です。西日本は明日15日(金)が20℃を超える暖かさから一気に真冬の寒さへと変化します。
17日(日)は冷たい季節風が強く吹きますので、体感温度は気温の数字以上に低くなることが考えられます。来週にかけて寒さが続きますので、事前にしっかりと寒さへの準備を行なってください。

日本海側の広範囲で雪

17日(日)は北海道の東の海上で低気圧が発達し、西から高気圧が張り出して日本付近は強い冬型の気圧配置になります。日本海では雪雲が発達し北海道から山陰にかけての広い範囲で雪になる見込みです。
特に上空5500m付近も強い寒気に覆われる北日本を中心に活発な雪雲がかかって、北海道から東北日本海側、北陸の山沿いなどで大雪や吹雪のおそれがあります。短い時間で積雪が急増しますので、特に峠道などを車で移動する必要がある場合は、スタックしないように冬用タイヤに加えてチェーンの装着など、十分な対策を行なってください。
西日本でも内陸部や山沿いでは積雪の可能性がありますので、雪や風による交通機関への影響などに警戒が必要です。

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