スペインで30℃近い記録的高温 翌日は気温が急降下

2023年12月14日(木)10時30分 ウェザーニュース

2023/12/14 10:28 ウェザーニュース

現地時間の12日(火)にスペイン南部のマラガでは30℃近くまで気温が上昇し、12月として記録的な高温になりました。ただ、翌日は一気に気温が下がってこの時期らしい気温に戻ってます。

前線通過後は一気に気温が低下

スペインでは現地時間の11日(月)〜12日(火)にかけて気温が上昇し、地中海沿岸地域では記録的な高温となりました。
気象当局によるとマラガでは最高気温が29.9℃に達し、スペイン国内の12月の最高気温を更新したとのことです。また、近くのマラガ空港でも29.4℃まで上がって、これまでの12月の記録を4.9℃も更新しました。
南下する前線に向かって上空1500m付近で+12℃以上の暖かな空気が流れ込んだことや、山越えの風がフェーン現象を引き起こしたことが要因と考えられます。
ただ、前線が通過したことで空気が入れ替わって気温は一変し、マラガ空港の13日(水)の最高気温は前日に比べて10℃以上低い、19.1℃に留まりました。12月は日本でも季節外れの陽気と急な寒さを繰り返していますが、スペインでも似たようなことが起きていると言えます。
この先しばらくはヨーロッパへの寒気の流入は弱い予想で、日本を中心としたアジアや北米方向に南下しやすい傾向となる見込みです。

ウェザーニュース

「気温」をもっと詳しく

「気温」のニュース

「気温」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ