東北や北陸は今夜にかけて強雨に注意 西日本は夕方から明日に雨
2023年12月15日（金）15時30分 ウェザーニュース
2023/12/15 15:20 ウェザーニュース
今日15日(金)は北陸から東北にかけて断続的に雨が降っています。今夜にかけて活発な雨雲が通過するため強雨に注意が必要です。西日本も夕方以降は前線の影響で雨の降る所が多くなります。
西日本は日本海側から雨に
日本海を進む低気圧やそこから伸びる温暖前線の影響で、東北から北陸は断続的に雨が降っています。午前中は雪になっていた東北北部は次第に暖かな空気が流れ込んできたため、雨に変わってきました。東海や関東も一部に雨雲が残っているものの、この後はだんだんと弱まる見込みです。
今夜にかけては低気圧が近づいてくるため、東北、北陸では雨の強まりやすい状況が続きます。局地的には1時間に20mm前後の強い雨が降り、総雨量が100mmを超える可能性があるため、注意が必要です。
また、夕方以降は寒冷前線に伴う雨雲が西日本の日本海側にかかってきます。前線は今夜、西日本をゆっくりと南下するため雨の降る所が多くなります。前線が通過するタイミングでは一時的に雨が強まったり、落雷や突風などを伴う見込みです。
前線の通過とともに暖かな空気から冷たい空気へと入れ替わりますので、気温の急変にも注意をしてください。
明日の北日本は夕方以降、荒天に
明日16日(土)は日本海に新たな低気圧が発生し、午後は北日本に近づいてきます。この低気圧の前面は南から暖かな空気が流れ込み、後面は強い寒気を伴っているため周辺は大気の状態が不安定で、雲が発達する見込みです。
北海道は道東や道北で湿った雪になり、低気圧に近い道央や道南は雪ではなく雨になるとみられます。いずれにしても雪が積もっている地域では路面状況が悪化する見通しです。また、北海道から東北日本海側、北陸にかけては雷雨となる可能性があります。
さらに低気圧の通過後は急速に風が強まって、夜は日本海沿岸部を中心に大荒れとなります。寒気の流入によって雪に変わってきますので、早めに警戒をしてください。
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