仙台で3シーズンぶりの積雪10cm 宮城県内に大雪警報発表

2020年12月17日(木)12時0分 ウェザーニュース

2020/12/17 12:05 ウェザーニュース

今日17日(木)は上空5200m付近で−36℃以下の非常に強い寒気が北海道から東北地方を通過中です。強い寒気の影響で雪雲が発達し、日本海側だけにとどまらず、太平洋側にも流れ込んで雪を降らせています。

仙台市内でも朝の7時頃から雪が強まって積雪が急増。12時の段階で10cmに達しました。仙台で積雪が10cmを観測するのは、2018年2月13日以来、3シーズンぶりです。
標高265mの仙台市青葉区・新川に設置されている積雪計では57cmと12月として統計開始以来最も多い積雪を観測。気象台は11時14分、仙台市西部や大崎市西部などを対象に大雪警報を発表しました。

夕方にかけて積雪増加のおそれ

雨雪レーダー

寒気が完全に東に抜けるまで雪雲が発達しやすくなります。午後は少し雪が落ち着くものの、夕方にかけて太平洋側まで雪雲の広がりやすい状況が続く見込みです。仙台市内も含む広い範囲で、さらに10cm前後の雪の積もるおそれがあり、路面状況が悪化することが考えられます。
車での移動は冬用タイヤか滑り止めが必須で、装着している場合でも速度は控えめにして安全を確保するようにしてください。歩道も滑りやすく、雪が落ち着いた後の夜間は積もった雪が凍結しますので、足元には十分な注意が必要です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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