西日本は夕方以降、雨から雪に 北海道はドカ雪のおそれ

2022年12月22日(木)9時30分 ウェザーニュース

2022/12/22 09:24 ウェザーニュース

今日22日(木)は低気圧や前線が日本付近を通過しています。低気圧が抜けた後は冬型の気圧配置へと変わり、上空には寒気が流れ込む見込みです。西日本は夕方以降、雪の所が多くなり、市街地でも積もるおそれがあります。

今夜は西日本の広い範囲で積雪

西日本から冬型の気圧配置へと変化し、今夜には平地で雪となる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が、西日本の広い範囲を覆ってきます。早い所では昼過ぎから雪に変わり、夕方から夜にかけて雪の範囲が広がっていく見込みです。
今夜21時の時点で−6℃以下の寒気は九州南部や四国付近まで南下し、九州や中国、四国で雪の所が多くなります。今夜から明日23日(金)朝にかけて市街地でも雪が積もり、内陸部や山沿いでは積雪が5〜10cmに達する予想です。
明日の朝は道路に雪が積もっていたり、凍結している可能性がありますので、少し早めに準備し状況確認を行うようにしてください。

北海道は積雪急増や吹雪のおそれ

22日(木)夜の天気図と積雪の予想

低気圧が発達しながら接近する北海道では道東を中心に雪が強まる見込みです。
十勝地方の内陸部などは1時間に10cm前後のドカ雪になって、急激に積雪が増加。瞬間的には20m/sを超えるような強風によって猛吹雪となるおそれもあります。
強い雪や吹雪によって短い時間で路面状況が悪化する上、視界が悪くなりますので、雪が強まっている時間帯の車での移動はできるだけ避けるようにしてください。

冬型が続き日本海側で100cm以上の大雪に

25日(日)夜までの72時間の積雪予想

明日23日(金)以降は冬型の気圧配置がしばらく続きます。日本海側を中心に断続的に雪が降り、25日(日)夜までの積雪は北陸や東北南部の山沿いで100cm以上に達する見込みです。
明日はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う活発な雪雲が西風によって北陸などにかかって、前回の冬型で大雪となった平野部で再び雪が強まるとみられます。道路の積雪が急増することで立ち往生を発端とする大規模な交通障害につながるおそれがあり、できるだけ車での移動を避け、やむを得ない場合は最大限の準備を行ってください。
明後日24日(土)以降は風向きが北寄りに変化し、山で雪が降りやすくなります。中国山地でも50cm以上の積雪が予想されていますので、広い範囲で大雪に警戒が必要です。

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