北日本、北陸は午後から雨や雪 明日にかけて雪の範囲が拡大

2022年12月28日(水)11時15分 ウェザーニュース

2022/12/28 10:40 ウェザーニュース

今日28日(水)は冬型の気圧配置が弱まり、日本海側の雨や雪は落ち着いています。ただ、低気圧の接近に伴って天気は下り坂で、午後は再び雨や雪の降り出す所が多い見込みです。

降り出しは雪ではなく雨の所が多い

日本海側の早い所では昼頃から雨や雪が降り出し、午後にかけて範囲が広がっていきます。平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、北海道付近まで北上しているため、雪ではなく雨で降り出す所が多い見込みです。
午後の雨、雪の分布を見ると、北陸や東北の平野部はほとんど所が雨で、雪になるのは山沿いが中心です。北海道も道南の沿岸部では雨の所があります。
雪の積もっている地域に雨が降ると、路面状況が著しく悪化したり、屋根からの落雪や雪崩などの危険性が高まりますので注意が必要です。

帰省ラッシュピークの明日は局地的に強い雪

29日(木)朝の天気図と降水の予想

今夜から明日29日(木)の朝にかけて低気圧は東に抜け、上空の寒気が南下します。はじめは雨で降り出した所も、次第に雪へと変わる予想です。
明日朝の時点で上空1500m付近で−6℃以下の寒気は東北や北陸のほぼ全域を覆いますので、沿岸の一部をのぞいて雪となります。北海道から北陸にかけての日本海側には活発な雲の帯が形成され、その周辺では局地的に雪が強まる見通しです。
短時間に積雪が増えて、道路の状況が急変するおそれがあります。帰省や旅行などで移動を予定している方は、最新の気象情報に加えて交通情報もご確認ください。

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