明後日から大晦日は広範囲で雨 年越しは強まる風に注意を
2023年12月28日（木）16時0分 ウェザーニュース
2023/12/28 15:25 ウェザーニュース
明後日30日(土)から31日(日)・大晦日にかけて日本列島を低気圧が通過し、全国的に天気が崩れます。北日本でも雪ではなく雨の所が多くなるため、融雪に注意が必要です。また、年明けにかけて広範囲で風が強まります。
本州は山沿いでも雪ではなく雨に
西から近づく低気圧の影響で、九州など早い所では明後日の夕方から雨が降り出します。大晦日は日本海と本州の南岸をそれぞれ低気圧が進むため、東日本や北日本でも天気が崩れる見込みです。
低気圧に向かって暖かな空気が流れ込み、平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、北海道付近まで後退する予想となっています。北陸から東北にかけての山沿いや、北海道の道南でも雪ではなく雨になる見通しです。
雪が多く残っている地域では融雪による冠水や河川の増水、雪崩などの可能性があるため注意が必要です。
低気圧が発達し風が強まる
大晦日から元日にかけて低気圧が急速に発達するため、雨や雪以上に風の強まる所が多くなります。西日本は大晦日の午後から風が強く、夜以降は東日本、北日本でも強風となる見込みです。
年明けのタイミングが強風のピークになる可能性がありますので、初詣などで外出を予定している場合は風による影響に注意が必要です。北海道では雪の降る所が多く、吹雪となって見通しの悪くなるおそれがありますので、特に注意をしてください。
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