年明けは2日頃から寒気が南下 Uターンラッシュは大雪警戒

2022年12月29日(木)16時30分 ウェザーニュース

2022/12/29 15:36 ウェザーニュース

年明けの元日は比較的穏やかな天気の所が多くなります。2日(月)から寒気が南下し、4日(水)にかけて冬型の気圧配置が強まる見込みです。Uターンラッシュと重なるため、日本海側は大雪による影響が出るおそれがあります。

4日(水)にかけて冬型が続く

平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が、1月2日(月)の朝には関東北部から山陰付近まで南下する予想となっています。北海道の上空には−18℃以下の非常に強い寒気も流れ込んで、北日本を中心に冬型の気圧配置が強まる見込みです。
強い寒気は4日(水)頃にかけて日本列島の上空に居座るとみられ、北日本から北陸の日本海側では雪の降りやすい天気が続きます。局地的には大雪となって積雪が大幅に増加したり、吹雪となる見通しです。
Uターンラッシュのピークのタイミングと大雪や吹雪のタイミングが重なりますので、北日本や北陸から移動をする場合は注意が必要です。最新の気象情報に加え、交通情報もご確認ください。

北日本は寒さも厳しい 関東以西は寒気の影響小さい

1月2日(月)〜4日(水)の天気と気温

2日(月)〜4日(水)は北日本を中心に寒さが厳しく、札幌市は連日の真冬日の予想。特に2日(月)の最高気温は−5℃となっています。日差しが届く仙台市も最高気温は5℃くらいで、風が冷たい年明けです。
関東から西の各地は寒気の影響が比較的小さく、大都市では最低気温が0℃を下回るような冷え込みはない予想となっています。昼間は10℃を超える日もある見通しです。
季節風は強めに吹くため、年始で外出をする場合は、風をしっかりと防ぐ上着を用意すると良いかもしれません。

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