【銀座 蔦屋書店】佐藤誠高の個展「Reality -Dancing on the Edge-」を1月27日(土)より開催。精密な描写と大胆な色使いでモチーフが持つ本来の美しさを表現する。

2024年1月15日(月)14時16分 PR TIMES

銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX6F)では、2024年1月27日(土)〜2月14日(水)の期間、佐藤誠高の個展「Reality -Dancing on the Edge-」を開催します。本展開催に合わせ、エディション作品付き特別限定版作品集のオンラインエントリー受付を1月26日(金)11時より開始します。

[画像1: https://prtimes.jp/i/58854/733/resize/d58854-733-5b5c14c943524d07982b-0.jpg ]

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/37179-1454381114.html
概要


佐藤誠高は、実在の人物や花などをモチーフとし、写真と見間違えるほど精密な鉛筆画に、大胆な絵具使いで抽象的なペインティングを施す作風で近年多くのアートコレクターから注目を集める一人です。一般的に人々がもっとも美しいと感じる“目”や“花弁”などの部位を絵具で覆い隠すことで、モチーフ自体がもつ本来の美しさを表現しています。2021年秋にSCÈNEにて開催した個展「Dancing on the Edge」のステイトメントでは、このように語っています。
「リアルとは、例えば表面的な美しさに表れるものではなく、そのうちに潜む狂気と社会性、本能と優しさなど、様々なものごとの狭間で保たれている危うい均衡の上にこそ見えるものである。」
この個展から約2年の時を経て、リアリティへの飽くなき追究を重ねてきた佐藤が、現時点での集大成として作品集および個展タイトルに選んだフレーズが「Reality -Dancing on the Edge-」です。本展では、より研ぎ澄まされた佐藤の感性が生み出した立体作品を含む新作の数々を展示します。さらに本展開催に合わせ、エディション作品の付属する特別限定版作品集を発表します。佐藤誠高が描く作品世界を、展覧会、作品集の両面からご堪能ください。

作品解説


●平面作品《Beauty 2》
[画像2: https://prtimes.jp/i/58854/733/resize/d58854-733-5b5c14c943524d07982b-0.jpg ]

これまで主に白人をモチーフに描いてきた佐藤が、個展開催のためのニューヨーク滞在を機に、リアリティを追究する自身の活動にとって有色人種を描くことも必要な行為と考え始めた初の作品。

●立体作品《Woman's Head 1》
[画像3: https://prtimes.jp/i/58854/733/resize/d58854-733-c6ae8ee4a7ec6cc0f66f-4.jpg ]

彫刻家を夢見て美術の道に進んだ佐藤は、常に粘土でイメージをつくり上げる感覚で絵画を描いています。ペインターとしての自分が描く形を、彫刻家としての自分が「実在するもの」として創作したのが、今回の出展作品《Woman's Head 1》です。絵画的人物イメージを立体作品に昇華させた自身初の試みです。

アーティストステートメント


人は見たいと思う現実しか見ていない。 それは見ないようにしているところにある事実を置き去りにし、空想の世界に浸ることになります。 複雑に絡み合う現実を偏った視点からだけでなく多面的、重層的に見ることで事実が明らかとなります 。

もともと「実在感」への憧れから彫刻家になりたいと思い美術の道へ進んだ影響で、常に塑造をする感覚で絵を描いています。絵を描くときは塑造をするように、塑造をするときは絵を描くようにと、互いの感覚を分け隔てなく行き来させています。
人物を描くときにイメージしているものを実在する形として表現することは今回が初となります。

本展覧会のタイトルである「Reality- Dancing on the Edge-」は、私が追い求める表現を端的に表している言葉です。一つの空間に異なる形式の作品が並ぶことで、私の見ている世界をより強く伝えることができると思います。

佐藤誠高

販売について


会場展示作品は、1月27日(土)11:00より店頭にて販売開始いたします。展示作品のオンライン販売はございません。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

書誌情報


『Reality -Dancing on the Edge-』
本作品集は、多くのコレクターが新作を待つ寡作の画家・佐藤誠高の作品をまとめて堪能できる貴重な1冊となっています。72点の絵画、立体作品の写真のほか、気鋭の美術批評家・山本浩貴(中公新書『現代美術史』ほか)による論考原稿を収録し、彼の描く「美」とは何かを読み解きます。
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発行|カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売|美術出版社
価格|7,500 円+税
発売日|2024年1月26日(金)
仕様|156ページ、 B4 変形
ISBN|978-4-568-10576-6 C0071

銀座 蔦屋書店オンラインショップにて、数量限定サイン本の先行予約を受付中。
予約販売ページ|https://oil.bijutsutecho.com/artbooks/730/1100030090
※お届けは一般発売日の1月26日以降となります。
※上限に達し次第終了となります。

特別限定版(マルチプル作品+作品集)のエントリー受付について


[画像5: https://prtimes.jp/i/58854/733/resize/d58854-733-b7837b5331103579b908-3.jpg ]

本展開催を記念して、エディション作品《Rose 3》と作品集をセットにした特別限定版のエントリーを受付いたします。お申し込み方法の詳細はアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」よりご確認ください。

作品名|Rose 3
サイズ|474×412×45mm(額装込み)
制作年|2024年
素材|アルミニウムボード、UV硬化インクジェットプリント
エディション数|50
価格| 385,000円(税込・作品集つき価格、すべて額装)
エントリー受付期間|2024年1月26日(金)11:00〜〜2月14日(水)18:00
「OIL by 美術手帖」詳細ページ|https://oil.bijutsutecho.com/special/269

〈作家コメント〉
鉛筆と絵具の異なる素材同士が調和する物質性が私の絵画では重要と考えます。
今回発表するエディション作品では、単に原画に近づける複製を求めるということではなく、StareReap(ステアリープ)という2.5次元印刷技術による絵画とは一線を画す特有の物質性を用いて独自の表現を試みています。

アーティストプロフィール


佐藤誠高(さとう なりたか) 
1980年、愛知県生まれ。2008年、東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。2007年、第8回SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)にてグランプリを受賞。2017年、Independent Tokyo 2017にてグランプリ受賞。主な個展に「DUAL」(2019/みんなのギャラリー、東京)、「RAW」(2021/Hiro Hiro Art Space、台北)、「Dancing on the Edge」(2021/SCÈNE、東京)、「Show Case」(2022/SCÈNE、東京)、「REVEAL」(2022/GR Gallery、ニューヨーク)など。

展示詳細


佐藤誠高個展「Reality -Dancing on the Edge-」
会期|2024年1月27日(土)〜2月14日(水)
時間|11:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
会場|GINZA ATRIUM
主催|銀座 蔦屋書店
協力|SCÈNE
入場|無料
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/37179-1454381114.html

銀座 蔦屋書店


本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。

[画像6: https://prtimes.jp/i/58854/733/resize/d58854-733-61651c9fd2e76198d0ab-1.jpg ]

住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
電話番号|03-3575-7755
営業時間|店舗ホームページをご確認ください。
ホームページ| https://store.tsite.jp/ginza/
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CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
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