【ネパールの医療アクセス改善事業】を行うASHAが「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」に採択

2024年1月16日(火)10時46分 PR TIMES

専門知識を持つプロボノメンバー中心で構成されるASHAは本助成を活用し、ネパールの医療アクセス改善事業をリードする新たな社会貢献組織の確立に向けた組織基盤強化を行います。

特例認定非営利活動法人ASHA(以下、ASHA)は、2023年12月にパナソニック ホールディングス株式会社が行うNPO/NGOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」の助成団体に採択されました。2024年1月25日(木)にパナソニックセンター東京にて開催される助成金贈呈式にも参加予定です。

Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGsについて


「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」は、社会において重要な役割を果たすNPO/NGOが、持続発展的に社会変革に取り組めるよう支援する助成です。 SDGsの大きな目標である「貧困の解消」に向けて、 NPO/NGOを対象に「海外助成」「国内助成」の2つのプログラムで、組織課題を明らかにする組織診断や、具体的な組織課題の解決、組織基盤の強化にむけた、様々な取り組みを応援しています。
「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」公式サイト:
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/96918/13/resize/d96918-13-ebfb1aa765dd786680c9-1.png ]

ファンド応募の背景と今後の展望


応募背景
弊団体は、ネパールで現地自走型の医療提供体制の構築を支援しており、現地ニーズの拡大やプロボノメンバーの急増と共に活動の幅が広がりをうけ、前年度に組織基盤強化の更なる推進のために「組織診断」に取り組みました。その結果、専門家としての「プロボノ」による社会貢献プラットフォームという組織のあり方が明確化され、団体理念も再定義できました。一方で、その実現にはプロボノが専門性を活かせる基盤や安心して効率的に活動できる仕組みが不足しており、多彩な活動を進めるための多様な財政基盤も必要であることから、継続助成の応募をしました。
今後の展望
組織として継続的・安定的に活動できる財政・人的基盤を整備し、プロボノメンバー主体での組織運営を新たなNPOのモデルとして構築し、ソーシャルセクターの活性化に貢献していくことを目指します。また、団体のパーパスである「”Basic Health Rights” for All 誰もが、健康に暮らすことのできる世界を。」の実現に向けて、これからもネパールの医療課題に取り組んでまいります。
ASHAの事業内容


ネパールの地域住民が基本的な健康や応急処置に関する知識を身につけることによる、住民参加型のプライマリ・ヘルスケアを推進しています。その取り組みとして1.「コミュニティ」と「テクノロジー」の力を活用した医療を頼れる仕組みづくり、2.ネパールの中学生を対象とした健康教育に注力しています。従来からあるネパールのリソースを活用することで、生まれ育った地域で暮らしながら、その地域の中で健康でいられる仕組みづくりを目指しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/96918/13/resize/d96918-13-6281aed272ac77e88673-5.png ]

医療を頼れる仕組みづくり
限りある医療資源の中で提供できる医療を最大化するため、「地域保健スタッフ」をネパール地域住民から雇用し、地理的・経済的にアクセスが難しい場合でも、妊産婦・乳幼児・生活習慣病患者などケアを必要とする人を支える仕組みを構築しており、現在までに10名のスタッフが約800人に日々のケアを提供しています。さらに、地域保健スタッフ向けスマホ用問診アプリ「ASHAConnect」、医療機関向け電子カルテ用ソフトウェア「NepalEHR」、ASHAConnectおよびNepalEHRから取得したデータを統合・保管する「共通データベース」を組み合わせて利用することで、地域に最適化された保健・医療サービスの提供を実現します。現在は延べ約2,000人の受診データが蓄積・活用されています。

健康教育
ASHAでプロジェクトを実施している地域の中学生を対象に、基礎的な健康知識や応急手当てに関する教育を行っています。住民自身が家庭医学や応急手当てなど、健康に関する知識や技術を身につけることで、ヘルスリテラシーの向上を目指しています。2021年から約400名を対象に健康教育を実施しており中学生の日常的な応急処置等での活用実績も出てきました。2023年12月もネパール現地にて健康教育研修を実施しました。
ご寄付のお願い


ASHAは、コミュニティ×テクノロジーの力で、今、医療を必要としている人に 医療を届ける“しくみ”をつくる、専門知識を持つプロボノで構成された日本のNPOです。世界中の誰もが、健康でいる権利を享受できる世界を実現するために、寄付で私たちの活動に是非ご参加をお願いします。(寄付は300円より受け付けています)
寄付ページ:https://www.asha-np.org/donate

団体概要


[画像3: https://prtimes.jp/i/96918/13/resize/d96918-13-a94e68624c35b760a20e-2.png ]

・団 体 名:特例認定非営利活動法人 ASHA
・所 在 地:東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
・代 表 者:任喜史、サッキャ・サンディープ(代表理事)
・創   立:2015年10月1日
・主な活動内容:ネパールの地方医療現場における医療の質向上及び効率化の支援
・メンバー数:日本:50名、ネパール:10名
・公式サイト:https://www.asha-np.org/
・Instagram:https://www.instagram.com/npo_asha_nepal/

【東京都より特例認定の認定を受けました】 
特定非営利活動法人ASHAは「特例認定NPO法人」として東京都より認定されました。そのため、当法人への寄付は寄附金控除の対象になり、確定申告で「所得控除」または「税額控除」を受けることができます。
ASHAへの寄付はこちらから: https://www.asha-np.org/donate

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