駅の階段広告は運動感覚・心理に基づいたクリエイティブを

2024年1月22日(月)15時16分 PR TIMES

≪産学連携≫移動者視点で交通広告の価値を検証

株式会社メトロアドエージェンシー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田博之、以下メトロアド)は、東京国際大学(理事長・総長:倉田 信靖)、太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己、以下太陽工業)と「交通広告の価値」を産学共同で研究しました。第1弾は「駅の階段広告」を研究対象として、東京メトロ東西線の早稲田駅で調査いたしました。
- 階段の上は「ブランドイメージ」、下は「帰属意識」を高めるクリエイティブが有効

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55580/9/55580-9-75be075c4a287ba29b4ea8caacd008a2-3596x2346.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
駅の階段昇降時の感覚・心理に適したクリエイティブ調査を行い、昇りはポジティブな「尊い」概念があり、ブランドイメージを高める広告が効果的でした。一方、ネガティブな「疲れた」「重い」という感覚が広告に影響することも解りました。それらと向き合い「利便性」などを訴求することも有効と考えられます。降りは「近い」「落ち着き」といった感覚があり、帰属意識を高める広告が効果的でした。親しみや安心感があるような表現が有効と考えられます。
地下鉄は階段移動が伴います。スマートフォン利用率が低い動線上の広告で、視認性が高い環境下において、移動者の捉え方次第で広告効果が大きく変わってきます。他メディア活用のクリエイティブでもキャッチコピー・イラスト/写真に一工夫加えることで、接触深度の高まりが期待できます。

- 本プロジェクトの概要

本調査は、東京国際大学商学部 平木ゼミに仮説立案から調査を担っていただき、広告主として太陽工業にご協力いただくことで実現しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/55580/9/55580-9-079292926488538067e4e4f22fa02fd0-3900x1816.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
平木ゼミのリサーチとプレ調査に基づく複数の提案から、企業側が採用した案で実証いたしました。太陽工業の広告は、グローバルな実績写真を活用した「ブランドイメージ」、仕事風景や社員の写真を活用した「帰属意識や親しみを促す」という2種類のクリエイティブで掲出しました。それぞれ早稲田駅の階段上下に掲出し、駅利用者にアンケート調査いたしました。

研究主体: 東京国際大学 商学部 平木ゼミ27名(3年生14名、4年生13名)
協力: 太陽工業、メトロアド
研究期間: 2022年9月〜 継続中
・大学構内のプレ調査-第1回 2022.11.16 調査サンプル28名
・大学構内のプレ調査-第2回 2023.04.26 調査サンプル50名
・大学構内のプレ調査-第3回 2023.05.24 調査サンプル119名
・東京メトロ東西線「早稲田駅」調査 2023.11.08 調査サンプル 108名
*本調査結果の詳細と広告クリエイティブはhttps://www.metro-ad.co.jp/case/detail/id_504.htmlに掲載。「企業イメージ」や「広告サイズ」などの評価結果もございます。

※主な階段広告メニュー
https://www.metro-ad.co.jp/common/pdf/media/station/227.pdf、https://www.metro-ad.co.jp/common/pdf/media/station/233.pdf、https://www.metro-ad.co.jp/common/pdf/media/station/242.pdf、https://www.metro-ad.co.jp/common/pdf/media/station/302.pdf、https://www.metro-ad.co.jp/common/pdf/media/station/360.pdf、https://www.metro-ad.co.jp/common/pdf/media/station/362.pdfなど
*駅により掲出媒体に違いがございます。詳細はお問い合わせください。

第2弾は車両メディアを対象とし、2024年1~2月に検証し、3月頃のリリースを予定しています。
ミライ工事:2024.01.22(月)~01.28(日) Tokyo Metro Vision
└首都圏のリーチ範囲、及びクリエイティブの内容評価の検証
太陽グループ:2024.02.26(月)~03.03 (日) Tokyo Metro Vision
└地下鉄構内で無意識に抱く「地下≒暗い」に着目したクリエイティブ

▼ 東京国際大学 商学部 平木ゼミ
感覚(センサリー)マーケティングの研究分野で長けた平木いくみ教授のもと、主に「マーケティングと消費者行動」の研究活動をしています。これまでも産学協同の研究は活発にしており、コンビニエンスストアでの陳列やポップ広告の実験、さいたまスーパーアリーナでのチラシ実験、地酒ビールのブランディングなどの実績がございます。

▼ 太陽工業株式会社
「膜構造のリーディングカンパニー」です。軽くて丈夫な「膜」の特性を活かし、国内外のスタジアムやパビリオンを手掛けています。また土木や物流、環境分野にも事業展開しており、創業100周年を迎えた現在はイベントや施設運営のグループ会社との連携も強化しています。

▼ 株式会社メトロアドエージェンシー
東京メトロ(東京地下鉄)グループの広告会社。東京メトロ構内の広告媒体の運営管理、屋外イベントスペースの運用、総合広告代理業、自社キャラクター・メディア事業を展開しております。グループ資産を軸に企業の統合的なマーケティング・コミュニケーションをプロデュースしています。

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