東京都の水力発電所3か所の電気の落札と東京さくらトラム等への供給について

2024年1月29日(月)16時47分 PR TIMES

 東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、このたび、東京都交通局が公募型プロポーザル方式で実施した「多摩川第一発電所外2か所の水力発電所で発電する電気の売却」の売却先に選定されました。

 東京ガスは、2024年度から2年間、東京都交通局が保有する多摩川水系の3水力発電所(多摩川第一発電所、多摩川第三発電所、白丸発電所)(以下「本水力発電所」)で発電された電気を合計約2.2億kWh購入します。
購入した電気は、東京都が保有する東京さくらトラム(都電荒川線)や都営バス全営業所へ供給するとともに、約1億kWh/年の電気を東京都内のお客さま向けに供給し、都内における再生可能エネルギーの普及拡大に貢献します。なお、本水力発電所由来の電気供給によって、東京さくらトラム全線の運行に必要な電力が、初めて再生可能エネルギー100%となります。


 東京ガスは、2020年度から非化石証書を用いた実質再生可能エネルギー100%の電気の提供を開始しています。本水力発電所由来の電気の活用を通じて、より一層再生可能エネルギーの認知度向上と有効活用を推進いたします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/21766/1009/resize/d21766-1009-ed6b2b8449d1a3f4caf1-0.png ]


 東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」で「価値共創のエコシステム構築」ならびに「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げています。地方自治体やさまざまなパートナー企業との協業により再生可能エネルギーの普及拡大を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


参考


■水力発電について
 水力発電は、水量と高低差が持つエネルギーを利用して水車と発電機を回転させ、発電を行います。発電する際に二酸化炭素などの温室効果ガスを排出することがなく、また発電に利用した水は自然の循環サイクルにより再生されるため、水力発電によって生み出される電気は、環境にやさしいクリーンなエネルギーです。

■東京都交通局 電気事業の概要
・交通局は、1957年から水力発電による電気事業を経営
・1年間に発電する電力量は、3つの発電所合計で、概ね一般家庭約3万5千世帯の使用量に相当
[表: https://prtimes.jp/data/corp/21766/table/1009_1_2c1cfe09cedc1f758026ba8c38c799ca.jpg ]

※2022年度における3発電所合計の販売電力量:約95,451千kWh

[画像2: https://prtimes.jp/i/21766/1009/resize/d21766-1009-2bdf7add05b30e0f142b-1.png ]

発電所詳細については、東京都交通局のホームページをご覧ください。
(https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/other/hatsuden/)

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