バス路線、停留所、時刻表をよりわかりやすく便利にするための、都営バスでの実証実験実施のお知らせ。これからのバス情報のあり方が問われます。

2024年2月1日(木)12時17分 PR TIMES

ジオ・マーク株式会社は、オープンデータ化が進むバス情報を実践的に活用し、スマホで充実したバス情報がすぐに確認できるサービスの有用性を検証する実証試験を都営バスにおいて実施します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118287/6/118287-6-0b0f51621a4653e931d0a98afa6d4789-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]※サービス画面は開発中のイメージです。
概要
『地図で、移動と体験を、最高に。』をビジョンに掲げる、ジオ・マーク株式会社(所在地:東京都文京区、代表:岡崎 峻二郎)は、ジオ・マークの提供する、イラストマップをデジタル化する独自のクラウド技術を活用し、地図とバス情報を融合したWEBサービス『スーパー路線図』の実証試験を実施します。
この度、ジオ・マークの開発した『スーパー路線図』を利用し、「バス情報が分かりにくい」という課題を解決する取り組みが、東京都のスタートアップ戦略である、社会課題の解決に取り組むスタートアップから、自らの技術・製品等を活用した都政に対する提案を募集する「https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/09/07/04.html」に採択され、都営バスにおいて課題解決への挑戦が実現しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118287/6/118287-6-5b4d160997d9a506b1a3769b6df97483-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

課題1 バス情報がわかりづらく、利用しずらいと感じる消費者の存在
地域住民の足として、重要な交通機関でありながら存亡が危ぶまれている路線バスですが、
約7割のユーザーはバス情報が分かりにくいと感じ、約8%の利用者が、バスの情報取得が難しいことを理由に、「バスに乗らない」という選択をしています。
利用意向の高い公共機関でありながら、この機会損失は社会的にも多くの損失と連動する社会課題であることから、ジオ・マークはこの課題に真摯に取り組むことを決断し、誰もがバス情報を分かりやすく取得できる方法を模索してきました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118287/6/118287-6-44865b166e894d44e87d51375cc230b3-1950x1056.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118287/6/118287-6-2e9a0196f22701658685d7fc4d5d705a-1950x895.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]※調査期間:2023年02月21日 〜 2023年02月21日。サンプル数 n=504、全国15歳以上 80歳以下の男女
本実証で利用するバス情報は、国土交通省により標準化が進められているオープンデータ「GTFS-JP」を利用します。本データを解析しマップエンジンに実装することで、デジタルマップ上でバス停の位置、バス路線図、時刻表情報を視覚的に分かりやすく表示できます。ジオ・マークは、このバスの標準データフォーマットを地図上で分かりやすく表示するサービスシステムを「SUPER路線図」と名付け、今後の活用拡大を目指しています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118287/6/118287-6-feff96bf38c7f6c137170af12070028e-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]スーパー路線図の概要図
課題2 GTFS-JPの実践的利活用が進まない現状
https://www.gtfs.jp/は、国土交通省により2016年から標準化が進められていますが、その普及率は約3割弱*にとどまっていますいます。複数のバス事業者へのヒアリング調査から、普及率が向上しない背景には、バス車載器がGTFSに対応しておらず、車載器の交換には費用がかかる、作成したGTFS-JPデータの活用機会が少ないなど、複合した課題がバス事業者を悩ませているという実態も見えてきました。こうした社会状況も相まって、ユーザーがバス情報を得られない要因になっており、バス情報の普及には、GTFS-JPが普及しやすくなる仕組みが必要といえます。
*GTFS-JP登録社数633社(2023年12月時点、出典:https://tshimada291.sakura.ne.jp/transport/gtfs-list.html)/全国のバス事業者数2,337社(2021年時点)出典:https://busmagazine.bestcarweb.jp/feature/column/171791#:~:text=2021%25E5%25B9%25B4%25E7%258F%25BE%25E5%259C%25A8%25E3%2581%25AE%25E3%2583%2587%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25BF,%25E3%2583%2590%25E3%2582%25B9%25E4%25BA%258B%25E6%25A5%25AD%25E8%2580%2585%25E3%2581%25AF%25E5%25B0%2591%25E3%2581%25AA%25E3%2581%2584%25E3%2580%2582)より計算。

実証実験を通じて・・・
バス情報でバス利用者を増やす効果が期待できるかを検証します

バス情報が知りたいのに、分かりにくいために困っていたユーザーと、利活用が望まれながら、活用の機会が少なかったバス情報データベース『GTFS-JP』。この2つを、クラウド技術で変換し、結びつけることで、より便利にバスが利用でき、バス利用者が増える社会を目指します。
実証実験によって、バス利用者が増えること効果が期待できれば、今後『GTFS-JP』を整備するバス事業者が増え、バス情報の利活用も進むことで、移動しやすく、地域経済に貢献できる循環を生み出すことができると考えています。

実証の結果は2024年4月に公表します。


<ジオ・マーク株式会社について>
会社名 : ジオ・マーク株式会社
所在地 : 東京都文京区音羽1丁目26-13-301
代表者 : 代表取締役 岡崎峻二郎
設立  : 2019年2月27日
URL  : https://geomark.co.jp/
ジオ・マーク株式会社は、デジタルマップ制作管理クラウドサービス『GEOMARK』を自社開発し事業を開始。イラストマップを活用した、分かりやすく、魅力が伝わりやすいデジタルマップは複数の自治体や観光協会で利用され、地域の魅力発信に加え、観光窓口の対応負荷の削減、紙で提供していたエリアガイドのペーパレス貢献など、さまざまな効果を上げています。また、デジタルイラストマップを見ながら、エリア周遊を楽しみ、いった先でのみNFTが購入できる、マップ型NFT販売機能『CONNECT QUEST』を提供しています。

<mailto:%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%82%92%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%80%81%E6%9C%AC%E4%BB%B6%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E5%85%88%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%EF%BC%9E%EF%BF%BC%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%EF%BF%BCMail%EF%BC%9Ainfo@geomark.co.jp

PR TIMES

「バス」をもっと詳しく

「バス」のニュース

「バス」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ