OpenText、調達・購買向け取引自動・効率化ソリューション「Bill. AI for One Data Platform」を発表、生成AI機能により業務の効率化を実現

2024年2月7日(水)13時16分 PR TIMES

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社との協業により、企業の効率的かつ実効性の高いガバナンス体制の構築と請求書管理を支援

オープンテキスト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦デニース、以下OpenText)は、調達・購買向け取引自動・効率化ソリューション「Bill. AI for One Data Platform」を発表しました。同ソリューションは、デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社(以下 デロイト トーマツ)との契約書・請求書などの電子データ管理の業務変革に向けた協業の一環で開発され、請求書の受領から支払い、電子帳簿保存法(電帳法)へ対応した管理など請求書に関わる業務プロセスを効率化するとともに、より高いガバナンス体制を構築することができます。また、オープンテキストの情報管理プラットフォームである「OpenText(TM) Extended ECM」で全社横断的に関連データを紐づけて管理することにより、生成AIを活用した文書の会話型検索や文書の自動要約および翻訳などが可能となり、データの利活用による業務の生産性と効率性を向上させます。

Bill. AI for One Data Platformによるプロセスの自動化
昨今、電帳法による電子取引でのデータ保存の義務化に伴う業務負荷やデータ量増加に伴うデータ管理上のリスクが増加しています。多くの企業では、情報の急増と記録保持の両方を管理するソリューションを電帳法対応や契約書管理など目的ごとに導入したことでシステムやデータがサイロ化し、ガバナンスに一貫性がなかったり、請求書と契約書など本来は紐づけされているはずの情報が関連づけられていないといった課題を抱えています。また、書類による取引が多く残る中、管理の複雑さや電子化する際の手入力による不備、業務効率の低下も課題となっていました。
Bill. AI for One Data Platformでは、取引先からの請求書の受領から各部の管理担当者による受領確認や、デロイト トーマツが独自開発したAI-OCRソリューションである「Deep ICR(R)」による文書の必要情報の自動抽出および自動入力、支払い承認・処理、電帳法への対応まで、請求書にまつわる一連の流れを自動化し、業務プロセス全体における正確性と効率性を向上します。また、あらゆる文書を一つのプラットフォームで管理できる「One Data Platform」により、全社横断的に関連データを紐づけた管理が可能となり、担当者は確認に必要な書類に素早くアクセスすることが可能な上、一貫したガバナンスと、システムの運用対象を1つにすることによるコストの最適化を実現します。このようにあらゆる情報を正確かつ一元的に管理すると同時に、増加し続けるデータからよりスマートなデータの利活用も可能にします。
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生成AIを活用した会話型検索と文書の要約が可能に。
生成AI(LLM)とExtended ECMを統合することで、チャットベースの会話型検索で、さまざまな言語からなる大量のコンテンツから関連情報を素早く見つけることができます。また要約や翻訳を自動化することで、文書の理解や翻訳に費やす時間とリソースを削減しつつ、既存の知識や情報の再利用が可能となり、生産性、効率性を向上することができます。また、OpenText(TM) Extended ECMで文書データを横断的に管理することで、生成AIの学習用データが増え、ユーザーは、通常業務を遂行しながら生成AIのメリットを最大限に享受することができるようになります。たとえば、購買調達業務においてリース契約先を選定する場合に、過去のベンダー企業との各種膨大なリース契約書概要を短時間で比較し、最も戦略的な仕入れ先を選定することが可能になります。

オープンテキスト株式会社 代表取締役社長である三浦デニースは次のように述べています。「昨今の多様な働き方の推進や電子帳簿保存法改正をきっかけに、企業では契約書・請求書などの電子データ管理やリスク管理体制の強化と業務プロセスの効率化が急務となっています。OpenTextは、今後もデロイト トーマツ様との連携を強化し、企業におけるより効率的なデータ管理を支援していくとともに、企業の従業員にとってより良いデジタル体験を促進し、業務効率の向上に貢献していきます。」

[画像2: https://prtimes.jp/i/48361/22/resize/d48361-22-29ba8fd8809af026d094-1.png ]


Deep ICR(R)について
「Deep ICR(R)」はDTRAが独自に開発した人工知能(AI: Artificial Intelligence)モデルを活用して、業務に応じた個別のカスタマイズが可能なOCR(Optical Character Recognition/Reader:光学的文字認識)の研究開発に取り組み開発したAI-OCRソリューションです。
Deep ICR(R)に関する詳細については、下記をご覧ください。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/risk/solutions/ra/deepicr.html

OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company(TM) をブランドスローガンに掲げ、情報を強化・保護し、多種多様な業界・業種のお客様に情報の優位性をもたらします。オープンテキストは、情報管理のリーダーとして、コンテンツ、ビジネスネットワーク、デジタルエクスペリエンス、セキュリティ、アプリケーションモダナイゼーション、運用管理、開発者向けAPIなど、包括的なポートフォリオを提供しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。

【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
https://www.opentext.jp

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