脳にいい健康行動(BHQ Actions)と糖尿病に関する調査結果を日本成人病学会にて報告

2024年2月9日(金)17時47分 PR TIMES

 株式会社ベスプラ(東京都渋谷区、代表取締役CEO:遠山 陽介、以下:べスプラ)は、一般社団法人ブレインインパクト(京都府京都市、理事長:山川義徳、以下:ブレインインパクト)と共同で実施した糖尿病患者と脳にいい健康行動に関するアンケート調査の結果を、第57回日本成人病(生活習慣病)学会学術集会(2024年1月13日〜14日まで 東京で開催)にて発表しました。

[画像: https://prtimes.jp/i/7987/98/resize/d7987-98-6c6aecda63a4724c51e1-0.png ]

 近年、糖尿病・メタボリックシンドロームが認知機能に密接に関係していることが明らかになっています。脳科学に基づいた脳の健康維持・増進を目的としたスマートフォンアプリを開発・提供しているベスプラは、糖尿病・糖尿病予備群における脳の健康の維持・増進を目指す研究に取り組んでいます。

■発表に関する概要
[大会名]
第57回日本成人病(生活習慣病)学会学術集会(http://jsad57.umin.jp/index.html)
2024年1月13日〜14日まで東京・都市センターホテルで開催
[演題]
脳の健康に良い行動とメタボリックシンドローム・糖尿病との関連性検討
[本発表のポイント]
 国際標準規格である脳の健康管理指標BHQ(Brain Healthcare Quotient)に基づいて抽出された脳にいい健康行動「BHQ Actions(*1)」と糖尿病やメタボリックシンドロームの関係を明らかにするために、20〜80代の2型糖尿病患者を対象にアンケート調査で検証しました。

 その結果、1ヵ月の血糖値の平均をあらわすHba1c値が高いほど認知機能スコアが低い傾向が確認されました。また、BHQ Actionsの実施とHba1c値、BMIには相関があることが明らかになり、BHQ Actionsは脳の健康維持だけでなく、身体の健康へ寄与する可能性が示唆されました。


■今後について
 ベスプラは、今後も糖尿病・糖尿病予備群における脳の健康の維持・増進をはじめ、科学的根拠のある脳の健康維持サービスの構築に向け、脳の健康に係る学術研究の推進に貢献すべく取り組んでまいります。

 一般社団法人ブレインインパクトは、BHQを活用し、異業種企業との共同研究を支援しています。この研究成果を活用し、脳科学研究の振興及び研究成果の社会への還元をより一層進めていく予定です。

■関連プレスリリース
米国ワシントンDCで開催の北米神経科学学会にて『脳にいいアプリ』を用いた実証結果が発表されました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000007987.html
フィットネスや糖尿病と脳の健康に関する研究結果をサービス学会にて報告
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000007987.html
ベスプラが「糖尿病」と「認知症」を同時に予防する基礎研究を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000007987.html


■用語説明
*1:BHQ Actions
脳科学の専門家であるBHQプロジェクトメンバーが中心となり、脳の健康維持や向上に有効であることが学術的に示されている生活習慣や心理特性から、「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」として抽出された行動指針です。
https://www.bi-lab.org/bhq-actions

■企業について
株式会社ベスプラ(https://bspr.co.jp)
株式会社ベスプラは認知症予防に向けた脳の健康維持アプリ「脳にいいアプリ」ならびに運転免許更新時の認知機能検査を手軽に試すことができる運転免許の認知機能テストを提供し、ICTを使ったヘルスケアサービスを通して脳と体の健康サービスを提供しています。

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