1次、2次面接官を入社1、2年目社員にする理由

2024年3月24日(日)6時0分 ダイヤモンドオンライン

1次、2次面接官を入社1、2年目社員にする理由

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年収が上がらない、モチベーションが上がらない── そんな悩める人たちに「圧倒的に面白い」「共感と刺激の連続」「仕組み化・ノウハウ化がすごい」と話題なのが、森武司著『スタートアップ芸人 ── お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』だ。FIDIA(フィディア)の森社長は、吉本のお笑い芸人引退後、4年間の引きこもりニート、家電販売員を経て仲間と起業。現在年商146億円、Financial Times「アジア太平洋地域急成長企業ランキング 未上場日本一」、「ベストベンチャー100」受賞、経済産業省選定「地域未来牽引企業」、11事業すべて黒字化、新卒500人採用、創業以来18年連続増収増益を果たした。また、素人ながら化粧品開発に取り組み、あの資生堂を抜き、アマゾン年間売上1位となった注目の経営者でもある。その秘密はデビュー作で一挙公開した「仲間力アップマル秘マニュアル」の6大奥義にあるという。今回は本書の一部を抜粋・編集しながら人生大逆転の法則を見ていこう。

Photo: Adobe Stock

働いてくれる社員は「顧客」

 人材事業でもレビューは大切だ。

 僕らは働いてくれる社員を「顧客」としてとらえている。

 つまり、実際に働いてみた感想、生の言葉がレビューとなり、僕らの会社で働こうか迷っている人に影響を与える。

「ここで働いて楽しかった」と心の底から言ってくれれば、迷っている人の背中を押してくれる。

 では、どのように働いている人の声を届けるか。 一つは前述したHP。

 もう一つは、1次、2次面接官を入社1、2年目社員にすることだ。

 通常は人事部の役職上位者が面接することが多く、「うちの会社はこんなにすばらしい」とアピールする。

 だが、それでは会社のPRになってしまい、今の就職希望者に響かない。

 入社1、2年目社員は、消費者目線で僕らの仕事や職場の雰囲気を説明し、働いている人の生の声を伝えられる。

 もちろん、最終面接は役員が行うが、初期段階ではできるだけ本当の声を届けたい。

1次、2次面接官を入社1、2年目社員に

 どんな会社もカギになるのは人材採用だ。

 顧客を味方にするという意味では、より近い人のレビューを正直に届けることが大事だ。

 役員を採用するときは役員のレビューを届け、新卒を採りたければ、入社1、2年目のレビューが一番伝わるのだ。

(本稿は『スタートアップ芸人 ── お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』の一部を抜粋・編集したものです)

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