【イベントレポート】「学校の荷物重い問題は解決された?ラン活最新事情と新たな選択肢・布製ランドセルとは?」ゲスト:大正大学教授・白土健氏(子どもに関する消費行動を研究)

2024年4月11日(木)16時16分 PR TIMES

1,200組親子に聞いた最新ランドセル意識調査を公開

フットマーク株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:三瓶 芳)は、4月10日(水)にプレス向けイベント「学校の荷物重い問題は解決された?ラン活最新事情と新たな選択肢・布製ランドセルとは?」を開催いたしました。
ゲストに大正大学副学長 地域創生学部地域創生学科教授 白土 健 氏を招き、2024年3月に実施した小学校1〜3年生の子とその親1,200人に聞いたランドセル意識調査の結果もお伝えしながら、近年社会的な問題にも挙げられる「ランドセルが重たい問題」について考えていきました。

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2024年実施 最新版「ランドセル意識調査」を発表(2024年4月10日)



【調査サマリー】
1)小学生の約9割がランドセルが重いと実感。ランドセルの平均の重さは4.13kgで昨年より微減
小学生の91.4%が「ランドセルが重い」と感じていると回答。保護者の87%もランドセルが重すぎるのではないかと感じていることが分かりました。ランドセルの平均の重さは4.13kgで、昨年度の4.28kgより微減。

2) 3人に1人が通学時に肩や腰・背中など身体の痛みを訴えた経験がある
ランドセルが重いと感じている小学生のうち、3人に1人が通学を嫌がった経験があり、通学時に肩や腰・背中など身体の痛みを訴えたことがあり「ランドセル症候群」が懸念される結果となりました。

3) 置き勉禁止は減少傾向。しかし置き勉は禁止されていないけれど、持ち帰りしている子どもは64%
置き勉禁止については前回の41.7%に比べ31.5%と減少傾向ですが、禁止はされていないけれど持ち帰りをしている子どもは64%。主な理由は「家庭学習のため」「何となく持って帰ってきている」が上位にあがりました。

4) 体に負担の少ないカバンに買い替えを検討したい親はほぼ横ばいで64.4%
前回の64.5%からほぼ横ばいの64.4%の親がより体に負担の少ないカバンがあれば買い替えを検討したいと回答。革製以外のランドセルの存在を認知している親も前回41.8%から55.2%にアップ。ランドセルの選びの多様性が感じられる結果となりました。

調査結果グラフ(一部抜粋)
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<白土先生のコメント>
「ランドセルの平均の重さが微減しており、徐々に置き勉が推奨されていることが推測されます。しかし重さは減っているものの、9割近いお子様が重さを感じているというのが現状で、引き続き実態にそって解決策を見出していくことが重要です。ランドセル=革製という考え方以外にも多様な選択肢が生まれてきていることは良い傾向です。今後も児童と保護者が数ある製品の中から、好みのものを選択でき、相棒のランドセルを背負い楽しく登校できる良い時代がますます広がっていくと推察します」

※調査結果の詳細は下記参考資料をご覧ください
https://prtimes.jp/a/?f=d12937-87-405e82268cb591e10d06eb7145e46fcb.pdf

商品展示・体験コーナー


子どもが背負っているランドセルの重さ平均4.13kgを大人が背負ってみたら…という体験コーナーを設置。ご来場の皆様に背負い体験をしていただきました。
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設定された重さは約14kg。これは小学校1年生女子(平均身長120cm・体重21.5kg)で4.13kgを背負っている場合、成人男性(身長180cm・体重71.3kg)に換算した重さです。体験いただいた方からは、「重すぎる」「想像していたより何倍も重い」との声が聞かれました。

2020年より開発「ラクサックジュニア」の開発背景


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フットマークで2020年より身体への負担を軽減する機能や工夫を追求した通学カバンブランド「RAKUSACK(R) JUNIOR(以下、ラクサックジュニア)」の開発背景を開発担当者がお話しました。開発のきっかけは開発者自身の子どものラン活を通じ、ランドセルの重さに気付いたことからです。
その後2022年に発売した「RAKUSACK(R) JUNIOR PLUS(以下、ラクサックジュニアプラス)」は、かぶせフタを合皮にすることでより革製のランドセルの見た目に近い仕様にしました。
ラクサックシリーズは、これまで成長に合わせ買い替えができるように小サイズと大サイズの2サイズで展開しておりましたが、ラクサックジュニアプラスでは新たに「100サイズ」モデルも追加。従来品では大きすぎてサイズが合わない」というお客様の声に応えました。
カバン本体は小サイズと同じ容量でありながら既存サイズより小さめの仕様で、身長95cmから120cmまでの小柄なお子様に向け新たに規格を見直しています。
身体合ったカバンを選ぶ(密着性を高める)ことで、成長期の身体により負担がかかりにくくなることを目的としています。この身長によってサイズを変えていくことを推奨しているのはラクサックジュニアシリーズだけの特徴です。
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重さを感じにくい工夫/自在にまとめる『ブックストラップ』
(商標登録済/特許第6793435号・2020年11月登録)
独自開発のブックストラップ(教科書固定ベルト)で厚みの違う教科書を簡単に区別し整理。重い荷物を背中側に密着させ荷物の揺れを防ぎ、身体への負担を最小限に抑えます。

2020年より無料貸出サービスを開始。利用者の約半数がそのまま購入へ  


体験して機能を実感していただくために、2020年より1週間の無料貸出サービスを開始。利用者の約半数がそのまま購入しています。革のランドセルを購入したものの、いざ学校へ登校してみると重くて体が痛いと子どもが訴えてくる、といった悩みを抱えての申し込みも多くあります。利用者からは実際に使用してみた感想や改善要望を多くいただており、ラクサックシリーズはこのお客様の声に支えられ、進化しています。

ラクサックシリーズは2020年に発売し、その先駆けとしてお客様の声に耳を傾けながら改良を重ねてきました。
これからも様々なお子様に楽しい通学を提供できるよう、細やかな配慮を含めた提案をしていきたいと考えています。

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