「千年の草原」をこれからの千年に繋げる「阿蘇草原再生プロジェクト」野焼きシーズン限定の「ブラックBBQ」を実施

2024年4月16日(火)12時46分 PR TIMES

ガス火を一切使用しないイノベーティブレストラン「.know」とコラボレーションし、「食べる草原支援」機会を創出

公益財団法人 阿蘇グリーンストック(所在:熊本県阿蘇市、理事長:佐藤義興 以下「阿蘇グリーンストック」)は、「千年の草原」と称される熊本県阿蘇地域の草原の保全・活用を、熊本県、環境省、地元市町村や民間企業と協力しながら行っております。
阿蘇グリーンストックは、阿蘇の草原再生に関する寄付額の増加や野焼き支援ボランティアの増加を目的に、草原の新たな価値創造と情報発信を行う機会として、3月20日(水・祝)に「ブラックBBQ」を1日限定で開催しました。「ブラックBBQには、自然環境そのものをベースとした創作活動や事業展開を行うフローリストや観光プランナー、アウトドア系のインフルエンサーなどが参加しました。参加した方々には、あか牛を堪能していただきながら、草原の生い立ちや人間との共存によって維持されてきた草原の奥深さを体験いただきました。


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「ブラックBBQ」は、野焼きシーズンならではの草原一帯の黒色を表現し、阿蘇の草原維持の一躍を担う「あか牛」を堪能する企画です。「あか牛」の魅力を最大限楽しんでいただくために、ガス火を一切使わない独創的なイノベーティブレストラン「.know」の鍬本 峻(くわもと しゅん)シェフを招き、野焼きによる火を活用しながら前菜からメイン料理までの計6品を提供しました。参加した方々から、「阿蘇ならではの野焼きを、料理とコラボレーションする企画には驚いた」「あか牛を初めて食べたが、甘味と旨味がしっかりありながら、脂っこくない味わいで非常に美味しい」といった声をいただきました。

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「ブラックBBQ」で使用された「あか牛」は阿蘇の草原を食べることで育っており、「あか牛」を100グラム食べることで、阿蘇の草原約4.5畳分の保全につながるとも言われています。
熊本県が世界に誇る阿蘇の草原は、1,000年以上前の平安時代に発行された書物にその存在が記されており、その事からも「千年の草原」と言われています。かつて、草原は家を作り、家畜を養い、農業の堆肥となる貴重な資源でした。しかし、農業の機械化や化学肥料の普及、茅葺き屋根の減少など、農業形態や生活様式の変化に伴い、資源としての草原の必要性は希薄になってきました。さらに、阿蘇の草原を守る上で行ってきた「野焼き」の参加者は50〜70歳代の方が半数を占めており、高齢化、人口減少による担い手不足により、阿蘇の草原の面積は、ここ約100年間で半分以下に、直近30年を見ても4分の1近く(面積にして約7,500ha)減少している状況です。
そのような状況下にある阿蘇の草原において、「あか牛」を堪能していただく機会を創出することで、阿蘇の草原再生に向けた支援の輪を広げていきたいと考えております。

<ブラックBBQ実施時の様子>
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阿蘇草原再生プロジェクトについて


プロジェクト概要

阿蘇の草原再生に関する寄付額の増加や野焼き支援ボランティアの増加を目的に、草原の新たな価値創造や効果的な情報発信などのプロモーション事業を行っております。

主な取り組み内容(一部)

・阿蘇の草原の魅力、守るべき価値など、草原に関する情報の発信
・草原の資源を活用した商品/サービスの開発(売り上げの一部を草原保全活動費へ)
・阿蘇の草原維持に積極的に取り組む企業・団体を支援する「阿蘇草原応援企業サポーター認証制度」の運用(新たな担い手や財源を確保する目的)
・野焼き支援ボランティア管理システムの開発
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公式サイト:http://www.asogreenstock.com/sougensaisei/

公益財団法人阿蘇グリーンストックについて


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阿蘇の緑の大地(草原・森林・農地)を、広く国民共有の生命資産(グリーンストック)と位置付け、農村・都市・企業・行政四者の連携により、後世へ引き継いでいくことを目的としています。阿蘇は中・北部九州5県(熊本、佐賀、福岡、大分、宮崎)の主要6河川(緑川、白川、菊池川、筑後川、大野川、五ヶ瀬川)の源流地域にあたり、300万人以上の人々がその恩恵を受けており、「九州の水がめ」的位置にあります。また広大な緑の大地は、日本有数の食料生産基地でもあります。このカルデラ火口丘と草原が織りなす雄大な自然景観は、毎年日本全国・海外から1,700万人以上の人々が訪れる癒しの地でもあり、更に、千年以上も続いている阿蘇の草原には大陸性の希少動・植物も多く生息しており、世界遺産にも匹敵する国民共有の財産とも言えます。
グリーンストック運動は、都市の生活者・団体・企業が阿蘇の生命資産の活用・保全に立ち上がることによって、農村・都市・企業・行政の四者の連携を構築し、この阿蘇の広大な生命資産を保全し、後世に引き継いでいこうというものです。
公式サイト:http://www.asogreenstock.com/

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