生成AIの精度向上ツール Kuroco RAGをリリース
2024年4月23日（火）10時46分 PR TIMES
RAGシステムを簡単に構築・チューニングできるコンテンツ管理ツールをSaaSで提供開始
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31546/21/31546-21-2dfe8b0d59eb3662297d630612286c70-1097x947.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]生成AIの精度向上は実質的に扱いやすいRAGが中心となっている。
株式会社ディバータ（以下、当社）が提供する国産のエンタープライズ向けヘッドレスCMS「Kuroco｜クロコ」（ https://kuroco.app/ja/ ）において、AI向けにデータを提供することに特化した派生版のKuroco RAGをリリースしました。
リリースの背景
これまで、標準的なエンタープライズシステムやSaaSサービスはAPIを用意して、各サービスがコンポーネントとして動作するようにして顧客の要望の応えていくことが世界の潮流でした。
ヘッドレスCMSも同様にAPI中心設計により生まれたコンテンツ・マネージメント・システムです。
2022年11月にChatGPTがリリースされ、そこから世界的な生成AIブームが勃興しています。現在、その生成AIによってUI(User Interface/ユーザー・インターフェース)は劇的に変化しつつあります。
そのような中、従来から発達してきたAPIの仕組みはAIとの連携が強く求められていくことになっています。
そこで、国産のエンタープライズ向けのヘッドレスCMSであるKurocoもAI Interfaceとして、RAGシステムに対応したKuroco RAGの開発をいたしました。
これにより、ヘッドレスCMS本来のコンテンツ管理機能に加えて、様々な生成AIシステムに対してRAG（Retrieval-Augmented Generation：検索拡張生成）の仕組みなどでデータの提供を簡単に行っていくことができるようになりました。
元々、コンテンツを管理する用途で構築されているヘッドレスCMSはRAGの検索インデックスを構築するには最適のサービスになっております。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31546/21/31546-21-9350647eec0ee6874637bcf959624586-1382x1024.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Kuroco RAGの管理画面。CMSの構成を元にしているのでAIエンジニアでなくても管理が出来る。
Kuroco RAGとは？
Kuroco RAGは、生成AIシステムに対して高品質なデータを提供するために設計された、Kurocoの派生版です。主な特徴は以下の通りです。
1. RAG（Retrieval-Augmented Generation）への対応
- Kuroco RAGは、生成AIシステムがRAGの仕組みを利用してデータにアクセスできるようにAPIを提供します。これにより、生成AIはKuroco RAGが管理するデータを検索し、その結果を生成プロセスに活用することができます。
2. AIエンジニアに頼らず内製でチューニング
- Kuroco RAGは、ヘッドレスCMSのKuroco上に構築されておりコンテンツ管理を一般の方でも行うことが出来るようになっています。RAGの仕組みではAIに対してどのようにデータを提供していくかがチューニングの一つのポイントですが、内製やWEB制作レベルの知識でチューニングができるようになっています。
3. AI向けのデータ最適化
- Kuroco RAGは、AIが効果的に活用できるようにデータを最適化します。これには、データの構造化、メタデータの付与、AIが理解しやすい形式へのデータ変換などが含まれます。
4. 柔軟なデータ統合
- Kuroco RAGは、様々なデータソースからのデータ統合を容易にします。これにより、生成AIシステムは多様なデータを活用して、よりコンテキストに即した出力を生成できます。
5. 高速かつ安全なデータアクセス
- 大量のデータを扱う生成AIシステムに対応するため、KurocoRAGは高速なデータアクセスを提供します。また、データのセキュリティと整合性を維持するための機能も備えています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31546/21/31546-21-d7373e8a7367f4e04e35693c3a3ecfc1-1278x782.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Kuroco RAGの概念図。ヘッドレスCMSと同じくUI部分は自由に構築ができます。
Kurocoとは?
Kurocoは、舞台にいる黒子のように、Webシステム構築をスムーズに進めるため、システムのバックエンドを担う縁の下の力持ちとなることを目指したエンタープライズ・ヘッドレスCMSサービスです。
当社が以前から提供を行っていたエンタープライズ向けCMS「RCMS｜アールシーエムエス」（ https://www.r-cms.jp/ ）を2021年4月にAPI中心設計のヘッドレスサービスとして進化してリリースされたのがKurocoとなります。
Kurocoではデザインや画面（フロントエンド）と機能やデータベース（バックエンド）をAPIで分離した構造を採用することで、再利用可能な機能（API）のコンポーネント化、データ管理のセキュリティ向上、構築プロジェクトにおける役割範囲の明確化を実現しています。また、サービスが提供する機能（API）は、2005年から提供してきたRCMSの機能とノウハウを踏襲しており、Webシステムの構築時に活用できる多くの機能を提供しています。
Kurocoは、クラウドでご提供するサービスでAI関連の機能追加など定期的に機能追加を行っております。
Kuroco RAGは、このKurocoの技術基盤とノウハウを活用し、生成AIシステムとの連携に特化した派生版として開発されました。KurocoがこれまでWebシステム構築のバックエンドを支えてきたように、Kuroco RAGは生成AIシステムのバックエンドとしての役割を担います。
Kuroco RAGと連携できるサービスの例
【連携可能なサービス】
AWS Bedrock
Azure AI
Vertex AI
LangChain
Dify
miibo
GPTs
【似た領域をカバーしている製品】
AWS Kendra
Azure AI Search
Vertex AI Search
miiboやGPTsに関しては、設定レベルで連携が簡単に実装できることを確認済みです。
特にmiiboと組み合わせることで、対話APIとしての提供、Slack、LINEへのデプロイなどが容易にできるようになっております。
miibo
https://mebo.work/
AWS/Azure/Vertex(Google)のサービスとの連携はインテグレーションが必要になります。
Kuroco RAGの料金・利用方法
従量課金制を採用。
https://kuroco.app/ja/pricing/
先着20社様に1000件のデータまでのPoC版をフリートライアルとして提供いたします。
詳細は下記の問い合わせ先までお問い合わせください。
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ディバータ
担当：吉尾・桑野
kuroco@diverta.co.jp当社概要
社 名：株式会社ディバータ
代 表：代表取締役 加藤健太
本 社：東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ6F
設 立：2005年
資本金：73,043千円
従業員数：53人
事業内容：
Contents Management Systemの開発
インターネットサイトの企画・構築から運営まで
インターネットを利用した新サービスの開発研究
https://www.diverta.co.jp/関連会社：Diverta Asia Sdn Bhd https://www.diverta.asia/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31546/21/31546-21-2dfe8b0d59eb3662297d630612286c70-1097x947.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]生成AIの精度向上は実質的に扱いやすいRAGが中心となっている。
株式会社ディバータ（以下、当社）が提供する国産のエンタープライズ向けヘッドレスCMS「Kuroco｜クロコ」（ https://kuroco.app/ja/ ）において、AI向けにデータを提供することに特化した派生版のKuroco RAGをリリースしました。
リリースの背景
これまで、標準的なエンタープライズシステムやSaaSサービスはAPIを用意して、各サービスがコンポーネントとして動作するようにして顧客の要望の応えていくことが世界の潮流でした。
ヘッドレスCMSも同様にAPI中心設計により生まれたコンテンツ・マネージメント・システムです。
2022年11月にChatGPTがリリースされ、そこから世界的な生成AIブームが勃興しています。現在、その生成AIによってUI(User Interface/ユーザー・インターフェース)は劇的に変化しつつあります。
そのような中、従来から発達してきたAPIの仕組みはAIとの連携が強く求められていくことになっています。
そこで、国産のエンタープライズ向けのヘッドレスCMSであるKurocoもAI Interfaceとして、RAGシステムに対応したKuroco RAGの開発をいたしました。
これにより、ヘッドレスCMS本来のコンテンツ管理機能に加えて、様々な生成AIシステムに対してRAG（Retrieval-Augmented Generation：検索拡張生成）の仕組みなどでデータの提供を簡単に行っていくことができるようになりました。
元々、コンテンツを管理する用途で構築されているヘッドレスCMSはRAGの検索インデックスを構築するには最適のサービスになっております。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31546/21/31546-21-9350647eec0ee6874637bcf959624586-1382x1024.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Kuroco RAGの管理画面。CMSの構成を元にしているのでAIエンジニアでなくても管理が出来る。
Kuroco RAGとは？
Kuroco RAGは、生成AIシステムに対して高品質なデータを提供するために設計された、Kurocoの派生版です。主な特徴は以下の通りです。
1. RAG（Retrieval-Augmented Generation）への対応
- Kuroco RAGは、生成AIシステムがRAGの仕組みを利用してデータにアクセスできるようにAPIを提供します。これにより、生成AIはKuroco RAGが管理するデータを検索し、その結果を生成プロセスに活用することができます。
2. AIエンジニアに頼らず内製でチューニング
- Kuroco RAGは、ヘッドレスCMSのKuroco上に構築されておりコンテンツ管理を一般の方でも行うことが出来るようになっています。RAGの仕組みではAIに対してどのようにデータを提供していくかがチューニングの一つのポイントですが、内製やWEB制作レベルの知識でチューニングができるようになっています。
3. AI向けのデータ最適化
- Kuroco RAGは、AIが効果的に活用できるようにデータを最適化します。これには、データの構造化、メタデータの付与、AIが理解しやすい形式へのデータ変換などが含まれます。
4. 柔軟なデータ統合
- Kuroco RAGは、様々なデータソースからのデータ統合を容易にします。これにより、生成AIシステムは多様なデータを活用して、よりコンテキストに即した出力を生成できます。
5. 高速かつ安全なデータアクセス
- 大量のデータを扱う生成AIシステムに対応するため、KurocoRAGは高速なデータアクセスを提供します。また、データのセキュリティと整合性を維持するための機能も備えています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31546/21/31546-21-d7373e8a7367f4e04e35693c3a3ecfc1-1278x782.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Kuroco RAGの概念図。ヘッドレスCMSと同じくUI部分は自由に構築ができます。
Kurocoとは?
Kurocoは、舞台にいる黒子のように、Webシステム構築をスムーズに進めるため、システムのバックエンドを担う縁の下の力持ちとなることを目指したエンタープライズ・ヘッドレスCMSサービスです。
当社が以前から提供を行っていたエンタープライズ向けCMS「RCMS｜アールシーエムエス」（ https://www.r-cms.jp/ ）を2021年4月にAPI中心設計のヘッドレスサービスとして進化してリリースされたのがKurocoとなります。
Kurocoではデザインや画面（フロントエンド）と機能やデータベース（バックエンド）をAPIで分離した構造を採用することで、再利用可能な機能（API）のコンポーネント化、データ管理のセキュリティ向上、構築プロジェクトにおける役割範囲の明確化を実現しています。また、サービスが提供する機能（API）は、2005年から提供してきたRCMSの機能とノウハウを踏襲しており、Webシステムの構築時に活用できる多くの機能を提供しています。
Kurocoは、クラウドでご提供するサービスでAI関連の機能追加など定期的に機能追加を行っております。
Kuroco RAGは、このKurocoの技術基盤とノウハウを活用し、生成AIシステムとの連携に特化した派生版として開発されました。KurocoがこれまでWebシステム構築のバックエンドを支えてきたように、Kuroco RAGは生成AIシステムのバックエンドとしての役割を担います。
Kuroco RAGと連携できるサービスの例
【連携可能なサービス】
AWS Bedrock
Azure AI
Vertex AI
LangChain
Dify
miibo
GPTs
【似た領域をカバーしている製品】
AWS Kendra
Azure AI Search
Vertex AI Search
miiboやGPTsに関しては、設定レベルで連携が簡単に実装できることを確認済みです。
特にmiiboと組み合わせることで、対話APIとしての提供、Slack、LINEへのデプロイなどが容易にできるようになっております。
miibo
https://mebo.work/
AWS/Azure/Vertex(Google)のサービスとの連携はインテグレーションが必要になります。
Kuroco RAGの料金・利用方法
従量課金制を採用。
https://kuroco.app/ja/pricing/
先着20社様に1000件のデータまでのPoC版をフリートライアルとして提供いたします。
詳細は下記の問い合わせ先までお問い合わせください。
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ディバータ
担当：吉尾・桑野
kuroco@diverta.co.jp当社概要
社 名：株式会社ディバータ
代 表：代表取締役 加藤健太
本 社：東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ6F
設 立：2005年
資本金：73,043千円
従業員数：53人
事業内容：
Contents Management Systemの開発
インターネットサイトの企画・構築から運営まで
インターネットを利用した新サービスの開発研究
https://www.diverta.co.jp/関連会社：Diverta Asia Sdn Bhd https://www.diverta.asia/
