モテる人とモテない人はどこが違うのか…ルックスだけではない「恋愛弱者」が陥りがちな3つの落とし穴

2024年4月25日(木)17時15分 プレジデント社

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/kohei_hara

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モテる人とモテない人はどこが違うのか。YouTubeチャンネル「魅力の大学」を運営する恋愛屋ジュンさんは「モテない男性ほど女性との交際を欲するが、そういう男性はモテない。女性がいなくても毎日が楽しい。そうした充実した日々を過ごしている男性に対して、女性は魅力を感じやすい」という——。

※本稿は、恋愛屋ジュン『恋愛の大学』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。


写真=iStock.com/kohei_hara
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■女性が本能的に分類している「男性の4タイプ」


われわれ人間が子孫を残すには、異性のパートナーが必要です。しかし、誰でもいいわけではありません。


お互いの遺伝子を持ち寄って子どもを作るわけですから、お相手にはある程度優秀な遺伝子を持っていてほしいところ。直近の出会いの中で「この人は一番優秀そう!」と本能が察知した瞬間に、「この人ちょっと気になるな……」という恋愛感情が発動するのです。


生物には生殖本能、つまり子孫を残す本能がプログラムされています。だから恋に落ち、交尾して、子どもを作ります。


ただし、女性の立場で考えると、誰とでも交尾して子どもを作ったら大変なことになります。


女性は妊娠、出産というリスクがあり、その子どもが自立するまで面倒を見なければいけない。


だから、よりいい男性の遺伝子を選ぶために慎重になります。


ゆえに、女性は男性に出会うと、本能的に4タイプにフォルダ分けします。


イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学』 - イラスト=田島ゆみ

■恋愛対象になる「種オス」、キープ対象になる「育てオス」


その1:種オス

種(たね)とは遺伝子のことです。種オスとは、メスに「あなたの遺伝子をちょうだい」と言われるオスのことです。女性は、そんな種オスを本能的に選び取っています。


女性は自分の持つ卵子と、男性の遺伝子を合体させて子どもを産みます。女性は男性に会った瞬間に本能で「この男と作った子どもは子孫繁栄に向いている」「とてもモテる子になるに違いない」と判断しているのです。


それゆえ、女性が種オスと認定した男性を見ると、「好き」「カッコイイ」「付き合いたい」「キュンキュンする」「ドキドキする」などの感情が女性に生まれます。


イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学』 - イラスト=田島ゆみ
その2:育てオス

育てオスとは、子どもを育てるパートナーとなるオスのことです。人間の子どもは他の動物と比べても育てるのがとても大変です。歩けるようになるまでに1年、話せるようになるまで2年かかる。


育児には、安全や食料や教育などのリソースが必要になります。協力してくれるオスがいないと困るんですよ。そこで、一緒に育児をしてくれる育てオスが必要です。


いわゆる、男性の優しさ、誠実さ、真面目さ、高収入などの要素を持つオスは、この「育てオス」に分類されます。子どもを育てるときに必要な要素です。


育てオスというのはどちらかというと結婚対象です。「彼氏と違ってドキドキやキュンキュンはしないけど、結婚相手としてはいいよね」と分類されるのが育てオスです。


イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学』 - イラスト=田島ゆみ

■「男友達枠」はただのボディーガードでしかない


その3:守りオス

妊娠や出産、乳飲み子を抱えているとき、女性は敵に襲われたら太刀打ちできません。


だから、守ってくれるボディーガードが必要です。この場合のボディーガードは「男友達枠」、これが守りオスです。


例えば、女性が2人で居酒屋にいたら「オネエチャンたち、一緒に飲まない?」などと男に声をかけられます。だけど、そこに1人でも男がいたら絶対に声はかけられません。守りオスを連れていることがガードになります。


女性は「守りオスを近くに置いておいたら変な男が寄ってこなくなる」と考えています。辛辣ですが、女性にとって守りオスは、それぐらいの価値なのです。


イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学』 - イラスト=田島ゆみ
その4:外敵

最後の分類は「外敵」。まさに「関わりたくない男」とされています。


残念ながら、女性の立場からして、まったく恋愛対象として見えない。


「論外」、「アウトオブ眼中」とも言いますね。


そもそも関わる必要性を感じておらず、その結果、連絡先を交換してくれないどころか、会話すら拒否される事態になります。


イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学』 - イラスト=田島ゆみ

■女性の「フォルダ分け」は3分以内に確定する


この分類された4種類の中で、女性の恋愛対象となるのは「種オス」のみです。


「この人の遺伝子が欲しい」ときだけに女性は恋に落ちます。「キュンキュン、ドキドキ」して「好き」という感情が生まれます。要するに、その男の種が欲しいと本能が感知したとき、好きにつながります。


男性は種オスに分類されることを目指さなくてはなりません。なぜなら種オスフォルダに入らないと恋愛関係になることができないからです。お付き合いを継続していくときに「育てオス」の要素も必要になりますが、必ず先に種オスの枠に入らなければいけません。


この4種類の分類ですが、女性は男性と出会ってからだいたい3秒から7秒で決めているといいます。その後、3分経つとほぼ確定です。


女性の本能は判断までがめちゃくちゃ速いんです。しかも、一度決まると、覆すのはなかなか難しくなります。


イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学』 - イラスト=田島ゆみ

■「選択肢がない男」は女性の格好の餌食になる


「種オス」「育てオス」ならば、付き合って、結婚の可能性もあります。


ただ、「種オス」はセックス対象ですが、「育てオス」はそうではなく、子どもに対してリソースを与えるだけという、大きな違いがあります。もし「育てオス」だけの彼氏になると、女性に搾り取るだけ搾り取られます。


女性本能は「この人は育てオスで悪い人ではない。でももう少しいい男がいるかもしれない。一応キープで付き合おう」と考えています。そして子孫繁栄の目的のため「リソースを取っておこう」とするので、育てオスは女性の餌食になってしまいます。


出所=『恋愛の大学

「育てオス」として餌食になる男の特徴は、「選択肢がない男」です。


女性は「この男は私以外の選択肢がない」と思い込んだら「この人はモテない。他にカノジョを作らない。私が付き合ってあげて、もらえるものをもらっておこう。そしていい男がいたら乗り換えよう」と考えます。


わかりやすい例では、キャバクラやガールズバーで、女性にお金を貢ぐ男性です。格下認定をされ「この男からはいくらでも取れる」と思われています。


写真=iStock.com/Ake Ngiamsanguan
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Ake Ngiamsanguan

■「恋愛弱者」が陥りやすい3つの落とし穴


こうした感情を引き出さないためには、女性より格上の人間でいることが大事です。


そのための3つの方法があります。


1つ目は「理想や目標がある」こと。何かに向かって一生懸命に頑張ってる男からは、女性はお金やリソースなどを取れません。つまらない男だから「取るしか価値がないな」と思われるのです。


2つ目は「行動している」こと。言うだけ言って何もしないなら「私がそのエネルギーをもらう」となります。あなたのエネルギーはやるべきことに使ってください。


3つ目は「女性がいなくても毎日満たされている」こと。サゲマンを発動される男性は己の心のスキマを埋めるために女性の自己重要感を奪っています。そうならないためにも、女性がいなくても毎日が楽しいのがベストです。自分が満足している状態で「君がいればもっと素敵な日々にできる」という気持ちでカップルになるのです。


そのためにも「選択肢と出会い」を増やしましょう。「出会いがあり、女性を喜ばせる会話の方法や知識がある」ことが、女性の本能を刺激できる種オスの状態です。


イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学』 - イラスト=田島ゆみ

■「応援される男」を目指したほうがいい


あなたがめでたく「種オス」として女性と交際できたとしても、次の問題「男性が女性に捨てられる」が起こることがあります。一夜の関係までたどりつけても、交際を継続し、結婚へ至るにはもう1つハードルがあるのです。


女性は関係を持った男に「育てオス」の要素がなかったとき、お金や食料を持ってくる別の男を探しに行きます。そのとき「種」だけの男は捨てられます。最終的に種オスと育てオスの要素は、ハイブリッドで両方持っておかなければいけません。


「あなたには両方の要素がない」と思った女性は「種オスと育てオスの両方を確保しなくちゃ」と考えます。「男性が女性に捨てられる」が起こるのは、女性側の原因ではなくその男が育てのリソースやスペック(将来的に稼げそうかどうか)を持っていないからなのです。どちらか片方だけでは長期的な関係は築けません。


「まず種オス側に入る(本能で魅了する)」こと。次に「育てオス要素で長期的関係にシフトする」という順番が大事です。種オス、育てオスの両方の要素を持つことが、唯一の恋愛攻略ルートになっているのです。



恋愛屋ジュン『恋愛の大学』(飛鳥新社)

まとめると、交際後の女性が本能的に見ているのは、男性の「将来性」です。


夢や希望もない、毎日ダラダラ過ごしている、仕事のグチや文句ばかり……そんな男を、隣で支えようとは思わないですよね。


女性は、将来性を感じる男性を尊敬し、応援したいという感情が生まれます。


関係構築の極意、それは応援される男たれということです。


イラスト=田島ゆみ
出所=『恋愛の大学』 - イラスト=田島ゆみ

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恋愛屋ジュン(れんあいや・じゅん)
カッコイイ大人のための、魅力を学ぶプラットフォーム「魅力の大学」学長
累計再生回数4000万回を超える、登録者22万人超の恋愛系YouTubeチャンネル【魅力の大学】を運営。学生時代に3度の失恋を経験し、一念発起。独自の調査やホストの経験、人生で出会ってきた魅力的な人を研究して学んだことを集積し、独自の理論を確立する。現在は起業家として、多くの事業の設計と立ち上げにも注力。恋愛だけでなく、仕事・人間関係・人生を通して成功し、関わる女性を幸せにするための方法を発信している。
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(カッコイイ大人のための、魅力を学ぶプラットフォーム「魅力の大学」学長 恋愛屋ジュン)

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