写真の芸術性を再認識できる写真展「フィルム時代のマスター達」銀座・ヒコヒコギャラリーにて6月6日より開催

2023年5月12日(金)9時30分 @Press

株式会社太田興産は、フィルム時代のマスターである「ファン・ホー」、「ロベール・ドアノー」、「アンリ・カルティエ=ブレッソン」及び「エリオット・アーウィット」の写真展「第2回太田興産コレクション展〜フィルム時代のマスター達」を銀座の「Hiko Hiko Gallery(ヒコヒコギャラリー)」で2023年6月6日から7月2日まで開催します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/354709/LL_img_354709_1.jpg
パリ市庁舎前のキス 1950年 ロベール・ドアノー

■開催の背景
20世紀半ば、写真が持つ可能性を信じ、スキルと感性を駆使して、創作に打ち込む人たちがいました。
デジタル技術の発展によって撮影人口は飛躍的に増大し、誰もが生活のあらゆる場面を気軽に記録できるようになりましたが、膨大な量のデジタル写真に圧倒され、芸術写真の存在感が相対的に薄れてきているように思われます。
そこで、今回の太田興産コレクション展では心の琴線に触れる写真を作り続けたフィルム時代の写真家達の作品を展示し、「写真の芸術性」を再認識できる機会をご提供いたします。


■フィルム時代のマスター達
第2回太田興産コレクション展では、ロベール・ドアノー、ファン・ホー、アンリ・カルティエ=ブレッソン及びエリオット・アーウィットの写真を合計58点展示します。

<ロベール・ドアノー>
ロベール・ドアノー(Robert Doisneau、1912年〜1994年)はパリを拠点に活動したストリートフォトグラファーで、パリ市民の日常をユーモアと愛情をもって写真に捉えました。彼の写真には、人間の温かさや喜び、日常の美しさがあり、今も多くの人々に愛され続けています。
今回は代表作である「パリ市庁舎前のキス」を含めたオリジナルプリントを15点展示します。

◇受賞歴
コダック賞(1947年)、ニエプス賞(1956年)など。
1984年にレジオン・ドヌール勲章とChevalierの称号を授与。

<ファン・ホー>
ファン・ホー(Fan Ho、1931年〜2016年)は、20世紀アジア写真界の巨匠で、香港を舞台に活動しました。独特の光と影のコントラストや美しい構図で知られる彼の芸術的な写真の数々は、世界から高い評価を受けています。
彼の初期の作品である「Approaching Shadow」は、1956年〜1967年の間で50以上の賞を獲得し、大きな反響を呼びました。
今回は「Approaching Shadow」を含めたオリジナルプリントを11点、加えてエディションプリントを27点展示します。

<アンリ・カルティエ=ブレッソン>
アンリ・カルティエ=ブレッソン(Henri Cartier-Bresson、1908年〜2004年)は、20世紀を代表するフランスの写真家であり、マグナム・フォトの共同創設者の1人です。彼は、“The Decisive Moment(決定的瞬間)”という概念を確立し、写真が捉えた瞬間の力と意義を表現することに情熱を注ぎました。また、それぞれの瞬間を完璧な構図で捉えることから「構図の神様」と呼ばれました。
今回、展示するサンラザール駅裏は彼の最も代表的な作品の一つです。
オリジナルプリント4点を展示します。

<エリオット・アーウィット>
エリオット・アーウィット(Elliott Erwitt、1928年〜)は、著名なアメリカ人の写真家で、彼の作品は幅広いテーマと独特の視点で知られています。
低い位置からチワワを撮影した写真(New York City. 1946.)などが有名ですが、今回は、恋人たちの愛を自然且つリアルな形で表現し、観る者の心に強い印象を与える「カリフォルニア・キス」のオリジナルプリント1点を展示します。


■今回展示する主な作品

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/354709/LL_img_354709_1.jpg
パリ市庁舎前のキス 1950年 ロベール・ドアノー

ロベール・ドアノー:「パリ市庁舎前のキス」
ドアノーがLIFE誌の企画で撮影した写真。
キスしている男女がいる空間の中で人々はそれを意にも介さず日常生活を送っている。
パリはドラマチックが通常であると印象付ける強烈な1枚。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/354709/LL_img_354709_2.jpg
香港ヴェニス ファン・ホー

ファン・ホー:「香港ヴェニス」
村人が櫂を揺らしゆっくりと進む暗い水路に、かすかな光が差し込む光景を描写し、貧しい生活の中にも、前を向いて生きる人間の力強さを、印象的に描いた作品。

アンリ・カルティエ=ブレッソン:「サンラザール駅裏」
カルティエ=ブレッソンの「瞬間の美学」を象徴する一枚。
男性が水面に触れる直前に生まれる緊張感を完璧な構図に封じ込めると同時に、様々な解釈の余地を残した芸術作品。

エリオット・アーウィット:「カリフォルニア・キス」
海を臨む場所に停車した車のミラー越しにキスをするカップルを撮影した1枚。
楽観的なアメリカ西海岸の恋人たちを独特な視点で切り取った作品。

全作品、展示会内で展示いたします。


■展示会の詳細
展覧会名:第2回太田興産コレクション展「フィルム時代のマスター達」
会期 :2023年6月6日〜7月2日
会場 :Hiko Hiko Gallery(ヒコヒコギャラリー)
所在地 :東京都中央区銀座4-13-11 太田興産銀座M&Sビル2階
入場料 :1,000円(税込)
開催時間:10:30〜18:30(最終日15時まで)
定休日 :毎週月曜日
アクセス:東銀座駅5番出口より徒歩30秒


■株式会社太田興産について
上場企業『株式会社ジェーソン』の持株会社として、1988年に設立。
以来、都心一等地にオフィスビルやマンション等を所有し、不動産管理を主軸に事業を展開しています。


■ヒコヒコギャラリーについて
株式会社HN企画が運営しているレンタルギャラリーです。
芸術文化のさらなる振興を目的として2022年にオープンしました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/354709/LL_img_354709_3.jpg
第1回太田興産コレクション展の様子1

【ヒコヒコギャラリー詳細】
サイト : https://hikohikogallery.com/
所在地 : 東京都中央区銀座4-13-11 太田興産銀座M&Sビル2階
(東銀座駅5番出口より徒歩30秒、銀座駅より徒歩5分)
TEL : 03-6264-3355
営業時間: 10:30〜18:30
定休日 : 毎週月曜日


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プレスリリース提供元:@Press

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