セントケア・グループ、科学的介護の実現に向けた自立支援サービスの取り組みを開始

2024年5月27日(月)11時16分 PR TIMES

AI技術を応用した要介護者の自立支援を推進

セントケア・ホールディング株式会社(以下、セントケアHD)は、将来の健康長寿社会発展に寄与する科学的介護の実現に向けて、富士通Japan株式会社(以下、富士通Japan)の協力のもと、当社グループのデイサービスで提供する自立支援サービスの質向上、機能訓練の体系化などを目指した取り組みを2024年5月より開始しました。

取り組みの背景と狙い
国が「科学的介護」(科学的に自立支援等の効果が裏付けられた再現性のある介護)を推進する背景には、医療においてはエビデンスに基づいた治療が浸透し、治療の標準化が進んでいる一方で、介護分野ではベテランスタッフの経験や知識等に頼っている現場が少なくないという実情があります。


今後人手不足が加速する中、全国どこでも質の高いケアが受けられるよう「科学的介護」を実際の介護現場に浸透させていくためには、容易に一人ひとりの身体機能の測定やその評価をデータ化出来るようにすること、機能訓練の指導・評価方法自体を発展させていくこと等、様々な課題があります。
また、当社としても介護スタッフの業務負担軽減とスタッフ間の経験・知識差の解消等の観点から、ICTを活用した介護スタッフの働きやすさとサービスの質向上の取り組みを進めております。


そこで、当社グループが創業以来40年、一貫して注力してきた在宅ケア領域の知見を活かし、現場に根差した科学的介護の実現に向けて、富士通Japanの協力のもと、同社が提供する「Fujitsu ウェルネス運動支援サービス」(以下、「ウェルネス運動支援サービス」)を活用し自立支援サービスの質向上、機能訓練の体系化などを目指した取り組みを実施し、将来的に当社の全デイサービスへの導入を目指します。


取り組みの概要
本取り組みの中核に、先端技術活用による更なる自立支援サービスの発展を目指して2023年に設立した新会社「セントケア・Replus株式会社(※)」(以下、セントケアReplus)を置き、機能訓練の指導法や評価手法の開発を推進します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/44319/13/resize/d44319-13-b3483e99ac4f41ea67f1-0.png ]


▼富士通Japan 取り組み紹介ページ
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/healthcare/products/wellnessex/usecase2024-01/index.html

※セントケア・Replus株式会社について
https://www.saint-care.com/replus/
[画像2: https://prtimes.jp/i/44319/13/resize/d44319-13-d99ff5d35eae1ab8ebff-1.png ]



「ウェルネス運動支援サービス」について
富士通Japanが提供する「ウェルネス運動支援サービス」は、AIを用いた独自の動画解析技術で、市販のWEBカメラやハンディカメラで撮影するだけで身体機能の測定が可能です。更に3名程度の複数人同時の測定にも対応し、属人性を排した身体機能のデータ化から活用まで可能なため、訓練員の業務効率化を支援します。データに基づく再現性のある介護として「科学的介護」に対する社会要請が高まりを見せる中、サービス提供現場に無理のない機能訓練の成果評価を提供します。


▼富士通Japan 「ウェルネス運動支援サービス」 製品紹介ページ
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/healthcare/products/wellnessex/



今後の展開について
当社は本取り組みを通じて獲得したノウハウを活用し、自立支援の現場でのデータ活用の定着、機能訓練の指導・評価方法の発展を通して持続可能な自立支援サービスの提供を目指します。
あわせて強化された訓練・評価手法と最適化されたサービスを広く業界に提供するとともに、将来的には自立支援サービスで得られるデータを活用し、個々人に適した科学的介護を実現することで、健康で幸福な生活を送れる環境づくりに貢献することを目指します。


当社グループは、「人生の最期まで住み慣れた自宅、地域での暮らしを続けたい」という願いを叶えるために、「これまでも、これからも、ずっと在宅」をスローガンとして掲げ、今後もこうした取り組みの展開を続けてまいります。

PR TIMES

「介護」をもっと詳しく

「介護」のニュース

「介護」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ