2023年度の「サステナビリティレポート」を公開~新たに方針や指針を策定し、土台作りと取り組みの強化を図った1年~
2024年9月11日(水)14時16分 PR TIMES
株式会社オンワードコーポレートデザイン(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:村上 哲)は、2020年12月から持続可能な社会の実現を目的にサステナビリティ方針を掲げ、サステナブル素材の使用促進や人権課題への取り組み等を推進しています。この度、2023年度に取り組んだ内容とその結果を「サステナビリティレポート」として公開しました。
<サステナビリティレポートwebページURL>
https://onward-cd.co.jp/sustainability/sdgs_report/
・サステナビリティレポート概要
Ø 2023年度(2023年3月から2024年2月まで)の事業活動を振り返り、当社が定めているマテリ
アリティ(重要課題)への具体的な取り組みと目標に対する進捗を公開することで、サステナブルへの取り組みをさらに向上させることを目的として編集したレポートです。
■SDGsの取り組みに注力する理由
当社は、事業の根幹であるファッションを通じて、企業文化やブランドの醸成に寄与し、また、人々の消費意識をエシカルに変えていきたいと考えています。そして、これまでに「一人ひとりの『はたらく、まなぶ、つかう』をエシカルに」というサステナビリティ方針を掲げ、サステナブル素材の使用促進や梱包形態における環境負荷低減、環境・社会に配慮した販促企画等に取り組んでいます。
■2023年度のマテリアリティにおける主な取り組み実績(サステナビリティレポートから抜粋)
1. サステナブル素材の使用促進
サステナブル素材の使用率は着実に増加しています。内訳については、再生PET素材が61%と半数を上回りました。2021年度から取り組んでいる海洋漂着ペットボトル由来の素材「UpDRIFT(アップドリフト)」を一部に使用したユニフォームも実績が出来始めています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93537/37/93537-37-d0f6ea6868307b277d03920834644763-720x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲「UpDRIFT(アップドリフト)」の原料となる海洋漂着ごみ
2. 無駄のない受注生産・計画生産による資源の有効利用と廃棄削減
廃棄対象のユニフォームをアップサイクルして時計やテーブルなどの什器に活用する事例も増えており、2023年9月に経営統合した、空間デザインを行うスペースクリエイト事業との相乗効果も生まれ始めています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93537/37/93537-37-665a33f7b583ff59fd1f0152c9300be1-3900x2602.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲株式会社東横イン様の廃棄対象の制服3.5tを時計にアップサイクル
プレスリリースはこちら:https://onward-cd.co.jp/news/1096/
3. 多様な社員の活躍
2023年度は、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)」の社内外相談窓口を設置しました。(社外相談窓口 株式会社JobRainbow)また、社内相談窓口担当者向けの教育や、社内周知と理解の為に全社員向けのセミナーも開催しました。
D&I検定*にもチャレンジし、社内窓口担当者が3級を修得しました。また、オンワードグループとしても「D&I AWARD2023」に初めて参画し、最上位のベストワークプレイスの認定を取得しました。
*D&I検定とは…株式会社JobRainbowが提供する、D&Iを「自分ごと化」し、主体的に推進する人を育む日本初の検定制度
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93537/37/93537-37-b49e43d4aa992aadceb5554b76e3a2f9-1280x638.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
4.環境・社会に配慮したサプライチェーン
2023年度は、より実効性を高める為に、取引のある9工場のCSR監査を実施しました。
今後も、サプライチェーンにおける環境や社会へのリスク分析を行い、それぞれに配慮した体制づくりを推進します。
5.リスクと危機の管理
10月に腐敗防止規定をリリースし、全社員対象でe-ラーニング研修を実施しました。今後に向けて、顧問法律事務所と連動した研修会も検討していきます。
また、コンプライアンス遵守の徹底を目指し、ハラスメントについても全社員対象でe-ラーニング研修を実施しました。今後も、リスクと危機管理の徹底および社員研修の充実に向けて取り組んでいきます。
■株式会社オンワードコーポレートデザイン 代表取締役社長 村上 哲コメント
サステナビリティ方針及びマテリアリティを策定して3年が過ぎ、サステナビリティに取り組む姿勢や手法も変わってきていると感じております。4年目を迎え、今一度どうすれば本質的な取り組みが出来るか、また実効性を持たせられるのか、振り返る必要があると思います。
2024年度は、サステナブル経営を加速させ、更なる進化の年にしたいと思います。また、目標達成にはお客様やお取引先様といったステークホルダーの皆様との共創が必要不可欠です。継続して個人、個社では解決不可能な課題への取り組みを、様々なカタチのパートナーシップを発揮して推し進めてまいります。
その他、当社のSDGsに関する取り組みの詳細は、サステナビリティレポートと合わせて当社コーポレートサイト内「サステナビリティ」のページもご覧ください。
<サステナビリティページURL>
https://onward-cd.co.jp/sustainability/
■株式会社オンワードコーポレートデザイン 概要
オンワードコーポレートデザインは、法人向けのユニフォームやセールスプロモーション、空間づくりを通じて『企業や社会の課題に寄り添い、笑顔をデザインする』会社です。
創業から60年以上、1,600社を超える企業の課題と向き合ってきたノウハウやオンワードグループのモノづくりの知見を武器に、あらゆる業界・業種の企業文化や取り巻く環境を捉え、「デザイン」の力で課題を解決してまいります。
製作実績はこちら:https://onward-cd.co.jp/work/
代表者:代表取締役社長 村上 哲
所在地:〒102-8115東京都千代田区飯田橋二丁目10-10
設立:1962年(昭和37年)4月23日
事業内容:
・ユニフォーム、セールスプロモーショングッズ、メンズウェア、ジュエリー、レディスウェア、雑貨、 健康関連商品の企画・生産・販売、催事販売会の開催・運営
・ブランディング業務、コンサルティング、広告の企画制作
・土木・建築工事の請負施工、店舗事務所のデザイン・空間利用およびディスプレイデザインに関するコンサルティング業務の受託
URL:https://www.onward-cd.co.jp