超薄板ガラス「UFFⓇ」と化学強化用ガラス「glanovaⓇ」当社初のSCSリサイクル認証取得

2023年10月4日(水)11時0分 Digital PR Platform


 日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩、以下「NSG」)は、舞鶴事業所(京都府舞鶴市)で製造される超薄板ガラス「UFFⓇ」ならびに化学強化用ガラス「glanovaⓇ(グラノヴァ)」について、サステナビリティ・環境分野における第三者認証・監査機関であるSCS Global Service(以下、SCS)によるリサイクル認証を当社として初めて取得したことをお知らせいたします。これらは、スマートフォンのカバーガラスやタッチパネル、自動車のインテリアなど幅広い分野に採用されているガラス製品です。今回の認証により、使用原料のうち製造工程で発生するリサイクルガラス素材が「UFFⓇ」では35%以上、「glanovaⓇ」では38%以上利用されていることが外部機関に認められました。本認証対象は各ブランドの一部製品に限られますが、今回の取得を足掛かりに、今後は市場のニーズに対応した環境配慮型の製品ブランド展開も視野に取り組んでいきます。

 サステナブルな社会の実現のため、製品の製造過程における資源のリユースやリサイクルは環境負荷軽減において重要な取り組みです。当社はこれまでも、ガラス製品を製造する過程で発生するガラスカレット(切断されたガラスの端材)をすべてガラスの原料として再溶解することで再利用(リユース)していましたが、今般、自社内で発生するガラスカレットのみならず製品販売先で発生するガラス廃材も回収してガラス原料として再利用(リサイクル)することにより、製品リサイクル率をさらに高めることが出来ました。
 今回の認証により、環境面における製品データの信頼性を向上させるとともに、リサイクルによる廃棄物削減に加え、ガラス溶解にともなうエネルギー消費やCO2排出の削減に寄与します。

 NSGグループでは、NSGサステナビリティポリシーや環境ポリシーを策定し、持続可能な開発目標(SDGs)に則り、全てのステークホルダーのニーズのバランスを取りながら、環境への影響を管理し、資源の再利用などを取り入れた製造プロセス改善と製品のイノベーションを追求しています。今後も高付加価値の『ガラス製品とサービス』を通じたサステナブルな社会の実現を目指してまいります。










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以上



■SCS Global Servicesについて
サステナビリティ・環境分野における第三者認証・監査のリーディングカンパニー。今回当社が取得したSCSのRecycled Content Certificationプログラムは1990年以降、製造企業の天然資源保護へのコミットメントやサステナビリティ目標の設定、リサイクル製品の納入先規格への対応をサポートしています。

■製品について
「UFFⓇ(ULTRA FINE FLAT GLASS)」
タッチパネル、カバーガラスなど多様化するニーズに対応するため、超薄板(0.28mm厚)、化学強化ガラス等、様々な形の製品ラインアップを有する高品質な薄板ガラスです。

「glanovaⓇ」
スマートフォンやタブレットの性能を支える強度や透明度、熱加工のしやすさなど、化学強化用ガラスに必要な性能を兼ね備えたガラス製品です。車載用途、OAやFA用途などにも多岐にわたって採用されています。


NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズ、タイミングベルトの補強材であるグラスコードを中心とした特殊ガラス繊維やガラスフレーク、およびファインガラスです。










本件に関するお問合わせ先
(報道関係等)           広報部            Tel:03-5443-0100
(製品に関するお問い合わせ)    ファインガラス事業部 営業業務部 Tel:042-775-1592

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