400年前のペルシャ絨毯が約1億8,600万円でクリスティーズのオークションで落札!ー江戸時代に日本に持ち込まれたペルシャ「ポロネーズ」絨毯(当社出品)ーオークション落札記念セールを11月15日迄開催

2024年10月25日(金)12時46分 PR TIMES

ペルシャ絨毯の専門店、(株)光和(こうわ)がクリスティーズのオークションに出品した、約400年前の「ポロネーズ」絨毯が10月24日夜、945,000ポンド(約1億8,600万円)で落札されました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151836/1/151836-1-6aa29013fd69aa808d24166a057548d1-576x731.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]クリスティーズのオークションに出品された「ポロネーズ」絨毯

ペルシャ絨毯の専門店、株式会社光和(本社:東京都港区赤坂、代表取締役:佐々木聖)が出品した、約400年前のサファヴィー朝「ポロネーズ」絨毯が2024年10月24日、ロンドンで行われたクリスティーズのオークション『Art of the Islamic and Indian Worlds including Rugs and Carpets』(イスラムとインド世界の芸術、ラグと絨毯を含む)にて、945,000ポンド(約1億8,600万円)で落札されました。
同絨毯は、クリスティーズの出品カタログの表紙写真に採用され、予想最高額が付けられ、注目を集めていました。17世紀初頭にペルシャ中部のイスファハンで織られたものと推測され、江戸時代(1603〜1868年)にオランダ東インド会社によって日本に持ち込まれた、江戸幕府への献上品とも考えられています。

 「ポロネーズ」絨毯は、17世紀初頭にサファヴィー朝ペルシャの支配者アッバース大王が命じ、世界各国の領主への贈り物のために織られたと考えられていますが、近年までその存在は知られていませんでした。落札された絨毯は、確認されている現存の「ポロネーズ」絨毯では最大級の縦545cm×横224cmを誇り、この大きさの絨毯は大変珍しいということです。さらに、織られた当時と変わらない色彩で、鮮やかな赤色の地色まで良い保存状態にあることも高値が付けられた理由のひとつと考えられます。

 今回の高値は、弊社がこれまでイランの絨毯商と築いてきた信頼関係によって実現したものと考えております。弊社では今後も、素材、染め、織り、そしてデザインを吟味し、こだわり、職人の技が詰まった繊細さと豊かな色彩、複雑な文様のペルシャ絨毯をお届けしていきます。

 弊社では、クリスティーズでの高額落札を記念し、10月25日より11月15日まで、オールド絨毯、アンティーク絨毯などの商品を特別価格で販売する「落札記念セール」を行います。

【光和グループ代表・佐々木聖コメント】
長年パートナーとして仕事をしてきたイランの絨毯商にオークションへの出品をすすめられ、今回クリスティーズへの出品となりました。これまでイランを何度も訪れ、ひとつ一つのペルシャ絨毯を吟味し、厳選し、妥協することなく品質や産地、意匠にこだわって正真正銘のペルシャ絨毯だけを扱ってきたことが認められた思いです。多くの皆様に素晴らしいペルシャ絨毯の魅力を知っていただくよう、これからも真摯に取り組んでいきたいと思います。

【落札記念セールについて】
セール期間: 2024年10月25日(金)〜11月15日(金)まで
営業時間: 11:00〜19:00  *土日も営業
会場: 光和ショールーム「アペックス東京」(東京都港区赤坂1-1-12 明産溜池ビル1F)
お問い合せ先: info@pc-kowa.com TEL:03-6910-3961
備考: 弊社ではメンテナンスも自社工場で行なっています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151836/1/151836-1-1afc34e288473878047d4fab53eb0680-1370x913.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]光和ショールーム「アペックス東京」内部の様子

- オークションで落札された絨毯について

落札されたサファヴィー朝「ポロネーズ」絨毯は2018年、弊社代表の佐々木がクラシック・カーペットの資料として、美術商より購入したものです。もともとは大阪の豪商、鴻池家が所蔵していたものとのことで、2007年に大阪で開催されたプライベートオークションに出品されるまで、『このサファヴィー朝「ボロネーズ」絨毯は、文書化も図版化もされておらず、この分野の学者たちにもほとんど知られていなかった』(クリスティーズ、ラグ&カーペット国際部門責任者・ルイーズ・ブロードハースト氏)と言い、今回初めて国際市場に登場しました。16世紀半ば以降の記録には、金糸や銀糸を使った絨毯やカーペットなどの東洋の織物が、幕府や高官への贈り物として日本に持ち込まれていたといいます。
印象的なシルクのこの「ポロネーズ」絨毯は、放射状に広がる葉のついたツルがカルトゥーシュ、メダイヨンを囲むデザインで、単色の赤地にすべてシルクで織られています。「ポロネーズ」としては珍しく、この絨毯には金銀糸は使用されていません。

- クリスティーズについて

世界でもっとも長い歴史を誇る美術品のオークションハウス「クリスティーズ」は1766年創業。世界屈指の美術品、および高級品(宝石、時計、家具など80種以上のカテゴリー)を取り扱っています。年間約350回のオークションを開催し、世界規模で500ドルから1億ドル以上の価格帯でオークションを実施。アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋の46カ国に拠点を置き、ニューヨーク、ロンドン、香港、パリ、ジュネーブに国際的な販売ハブを構えています。クリスティーズジャパンでは、西洋美術(印象派・近代絵画、コンテンポラリーアート)、東洋美術(中国書画・陶磁器、日本美術、韓国美術)、ラグジュアリー(宝石、時計)の3つの分野を主に扱っています。また、優れた専門家ネットワークを活用し、美術品の鑑定、美術品融資、プライベートセールの仲介、国際的な不動産、教育など、幅広いグローバルサービスを提供しています。


株式会社 光和について
ペルシャ絨毯専門店。数十年にわたるイラン本国との信頼関係を築き、現地に精通した目利きが優れた逸品を仕入れている。扱う商品は一枚一枚を充分に吟味・厳選し、品質、意匠、産地とも、正真正銘のペルシャ絨毯のみを取り扱う。年代物の優れたペルシャ絨毯や、美術館クラスの逸品など、新作、セミアンティーク、アンティークにかかわらず最高品質のもののみを豊富に取り揃えており、すべてが一点物のペルシャ絨毯。1989年には、日本で初めてペルシャ絨毯専門のクリーニング工場(千葉県)を立ち上げ、イランより腕の良い職人を呼び寄せて万全のアフターサービスの体制を整えている。

会社名: 株式会社 光和 (光和グループ)
代表取締役:佐々木 聖
本社: 東京都港区赤坂1-1-12 明産溜池ビル1F 
事業内容: ペルシャ絨毯の販売、鑑定、クリーニング、およびリース事業
設立: 1982年4月6日
資本金: 1000万円
URL: https://www.pc-kowa.com/

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